不動前 すし 岩澤

以前から行ってみたかった「不動前 すし 岩澤」。少しマイナーな不動前駅から徒歩5分、五反田駅から徒歩9分のアクセスが微妙な所にありながらもなかなか予約が取れない鮨屋。今回は運良く予約が取れた。

岩澤大将は異色の経歴の持ち主で大学卒業後システムエンジニアで働いたけど学生時代にアルバイトしてた鮨屋での楽しい経験が忘れられなくて1年半でシステムエンジニアを辞めて板前に転職したらしい。それからすし匠系列のすし匠齋藤で15年間修業を積んで2016年今の不動前に自分のお店を開いたらしい。

なのでコースの基本構成はつまみと握りが交互するすし匠スタイル。また全体的にすし匠の影響が濃く残ってる。しゃりはネタに合わせて3種類を使ってるけどそれほど主張が強くなく全体のバランスを重視してる感じ。華麗さよりは真面目な丁寧さが心に残る。ボリュームもちょうどよくてコースを全部食べ終わっても何点かは余裕で注文できた。また日本酒のライナップがよくて岩澤さんおすすめのものから自分好みのものも注文できて嬉しい。

また予約取れるように頑張ろう!

鮨 あおとブルゴーニュワイン

最近「鮨 あお」率がかなり高い。

「鮨 あお」はあの伝説的な鮨屋「すきやばし次郎」で10年間修業を積んで最強の弟子とまで言われた岡崎亮大将が満を持して2020年6月最初の緊急事態宣言が明けて開いたお店。鮨 あおの「あお」は海のあお、青山のあお、岡崎亮大将はあおが好きらしい。コロナ渦の中での開業だったので少し心配はしてたが、今はもはや予約困難店。

今回はワイン、特にブルゴーニュワインに詳しい知人からの、ワイン会への招待をいただいての訪問だった。この会はワイン持参のルールだったが、自分はワインのことはあまりよく分からなくて持ってるワインもなかったので承諾を得て日本酒の鍋島を持って参加した。

ワイン会なので料理よりワインがメインだったが、その料理のクオリティの高さには驚かされる。元々すきやばし次郎さんはつまみなし握りのみなのでつまみは岡崎大将が開業のために別途修業をしたと思うが、そのレベルが非常に高くて毎回感心する。握りはというとこれはもはや芸術レベルで、もちろんお味も素晴らしいけどその形がキレイすぎて惚れてしまう。

メインのワインの話をすると自分はワインには全然詳しくないけどなんとなく今までたくさんのワインを飲んできたのにこの会で飲ませていただいたワインは全くそのレベルが違っていて新しい世界を垣間見たような気がした。これが本物のワインか!色々複雑で難しそうだけどワインのことをより詳しく知りたい。

鮨にワインは合う!

Domaine Comte Georges de Vogue Musigny Grand Cru Vieilles Vignes 2017
Domaine Comte Georges de Vogue Bonnes-Mares Grand Cru 2010
Nana Tsu Mori Pinot Noir Domaine Takahiko Soga 2015
Domaine Comte Georges de Vogue Musigny Blanc Grand Cru 2017
Domaine Leflaive Bienvenues-Bâtard-Montrachet Grand Cru 2003
Domaine Faiveley Chambertin Clos de Beze Grand Cru 1993
Domaine Ramonet Bienvenues-Batard-Montrachet Grand Cru 2003

日本橋蛎殻町 すぎた

鮨 あらい」へ行けたときは今年最後の贅沢だと思ったけどまたその繋がりから年末に鮨界のラスボス(?)「日本橋蛎殻町 すぎた」へ行けた!やっぱりネットワークと関係性は大事だね。

日本橋蛎殻町 すぎたに行くために本当久しぶりに水天宮前駅に降りた。実は17年前に通ってた会社がそこにあったので懐かしい気がしたけど全部忘れてしまったのが全然馴染みがない(汗)。

お店の入り口は一階にあるけどお店は地下一階にあって階段を降りて中へ。店内は清潔感溢れる高級鮨屋そのものでカウンターが9席、個室が一つ(4席)。

大将の杉田さんのホスピタリティ溢れる挨拶から始まるおまかせコースは感動の連続だった。珍しいネタや派手なパフォーマンスではなく基本に充実した丁寧な鮨、それがまた心がこもった最高の技術によって完成される、その鮨はもはや芸術品。

できるものなら毎月行きたい。

鮨 あらい

知人チャンスを使って念願の「鮨 あらい」!

お店に入ってカウンターに座ると新井さんの江戸弁の挨拶からコースが始まる。大将の新井祐一さんは東京出身で銀座久兵衛で8年、すし匠で6年修業した後に33歳で独立して銀座で自分の名前を掲げたお店を開いた。今年で38歳らしいけどその貫禄が全然違う。

お客さんの中にすし匠時代からの常連さんがいらっしゃったらしくてその方と新井大将の漫才のようなやり取りが面白すぎて思わず声を出して笑ってしまった。でもその方だけじゃなくて同じカウンターの客一人ひとりで細心の気配りを見せてくれてさすが一流料理人となると料理の腕前だけではなくてこういうホスピタリティも必要と改めて実感した。

料理はというと、丁寧に下拵えされた最上級の材料を最高の技術で仕上げられてお客さんの前に運ばれてくる。その仕上がりは完璧に近いもので食べなくても見ただけでもそのお味が想像できちゃう。素晴らしい。

次回の予約も取らせていただいたけど最短で来年の4月!さすが人気店。しかし、食べたばかりなのにもうまた行きたい。

鮨 龍次郎

2年ぶりにやっと中村龍次郎さんの鮨を食べることができた。前回は外苑前の「海味」の大将の時にお伺いした。その時も髙い評価を得ていてその人気も高かったが、去年11月に自分の名前を掲げた「鮨 龍次郎」を外苑前と青山一丁目の間にオープンしてからは評判がただちに広がりなかなか予約が取れなくなってしまった。いわゆる予約困難店に。

頑張って一年越しになんとか予約を取ることができて先日やっと訪問ができた。お店は路地裏の少し探しづらい所ではあったが、ビルの1階に立派な鮨屋らしい外観をしてるので近くまで行ったらすぐ分かる。カウンターが11席、2人用の個室が一つ、オープンから1年なのでまだ新しい感じがする。店内は高級鮨屋らしく木をベースにした和モダンな落ち着いた空間が広がってる。

龍次郎さんは相変わらず愉快で面白くて…声が大きい(笑)。そんな龍次郎さんが握ってくれる鮨は繊細で美しい。特にマグロに対するプライドが高く、マグロの紹介だけは「青森大間産で163.35Kgです!」とグラム数まで正確に教えてくれる(笑)。最初にその自慢のマグロの握りを出してからオーソドックスなつまみから握りへとコースを進めていく。最上級のネタを丁寧に下拵えして最高の技術で握ってくれるので美味しくないはずがない。お酒もおまかせでゆるいペアリングな感じで鮨との相性も抜群だった。そんなに華麗な銘柄はなかったけどそこにちょうどいいもの(例えばみむろ杉とか日高見とか)を出してくれて大満足。

また予約ができるといいね。