2021北海道ツーリング8日目:ニセコパノラマライン

昨夜はベッドに入ったら秒で意識がなくなって目が覚めたらもう朝6時だった。温泉のおかげなのか起きるとスッキリして体が軽い。いい宿に泊まった甲斐がある。

朝ごはんは7時半からなので散歩がてらに支笏湖を見に行く。

残念ながらまだ濃い雲がかかっている。少し明るいところもあるので晴れてくるとは思うが、多分すぐには厳しそう。それでも早朝の支笏湖は美しい。

支笏湖湖畔園地をぐるっと回って支笏湖展望台まで行ってみたかったが、山線鉄橋が再塗装作業で通行止めになっていたので諦めて支笏湖神社で参拝してきた。また支笏湖に来られますように。

宿に戻ると我がスラクストンが出迎えてくれる。もうすっかり馴染んでいていつもの正位置に停められてるように見える。やっぱり昨夜も雨が降ったらしいが、下屋のおかげで全く濡れてなかった。ありがたい。

いよいよ朝ごはんの時間。昨夜は暗くてあまり見えなかったが、レストランからの湖の眺めも素敵だった。ディナーも夏だったら支笏湖の夕暮れの絶景を堪能しながら食事ができるかもしれない。

ご飯は炊きたてで湯気だけでもう美味しい。実際食べてみると美味しすぎてびっくりした。ちょうどいい粘りと硬さ、甘くて美味しかった。初めて食べる感じだったのでスタッフさんに聞いたら「ほしのゆめ」という米だと教えてくれた。気に入った。

おかずも美味しくて気づいたらご飯もおかずも全部食べてしまった。いつもなら朝ごはんはそれほど食べないのに、美味しすぎた。

朝ごはんの後にもう一回温泉に入ってから支度をしてチェックアウト。本当にいい宿だった。また機会があったらぜひ泊まりたい。冬もいいかもしれない。

このまま支笏湖を離れるのは勿体ないのでとりあえずポロピナイへ。まだ朝早い時間だったのに人がいた。仲良し家族が微笑ましい。

支笏湖の水は本当にキレイ。晴れるともっと透明に近い青に輝く(なんだか村上龍っぽい…)。水質は2018年まで11年連続日本一だったらしい。

名残惜しくて国道453号を行ったり来たりとしながら2021年の最後の支笏湖を楽しむ。

支笏湖には癒しで溢れている。この道を走るだけでも色んなものが浄化されていく。行きたくないが、もう行かないと。

支笏湖から国道453号で洞爺湖を目指す。国道453号は美笛川に沿った形で作られてるので適度にワインディングがあって鬱蒼としてた森があって走ってると楽しい。美笛峠を超えながら支笏湖に最後の挨拶をした。また来年も来られますように。

洞爺湖に着いたのが10時半。洞爺湖に寄ったのはスープカリーが食べたかったから。ネットで調べると千歳空港内以外は洞爺湖の「soup curry mog mog」さんの評価が高かったので洞爺湖に決めた。

11時の営業開始時間に合わせてお店に入ると強面のサンドイッチマンのようなお兄さん二人が優しく迎えてくれた。この二人が切り盛りしているらしい。話してみるとすごく優しくてやっぱり人は見た目で判断してはいけない。店内も個性的で、綺麗に整理されていて、丁寧だった。

頼んだのは季節限定メニューのベーコンとキノコのスープカリーとラッシー。辛さを0から20まで選べられる。聞いてみると結構辛いらしいので2(ピリ辛)を選んだが、それでも辛かった。2でこんなに辛かったら20はどんな味だろう?少し辛いけどスパイスが絶妙なバランスで具材ともよく合って美味しかった。ボリュームもたっぷり。甘いラッシーがよく合う。ごちそうさまでした。

スープカリーの後は今日のハイライト、ニセコパノラマラインへ。

昨日と一昨日の天気の悪さを補うためなのか最高の空をプレゼントしてくれた。これだけ晴れたらどの道を走っても楽しそうなのに今走っているのは北海道一のワインディング・ロードのニセコパノラマライン!

もう最高すぎて言葉が出ない。思わず鼻歌が出てしまうほど。ニセコパノラマラインはこれが3回目で、1回目は記録的な強雨で死ぬかと思ったし、2回目は雨こそは降らなかったけど曇りだったが、3回目にやっとニセコパノラマラインの真骨頂を見たような気がする。

この道、楽しすぎる。

ニセコパノラマラインに来たら必ず寄るのがこの「神仙沼レストハウス」。3年前に土砂降りから助けていただいた御恩を忘れられない。建物も外観工事が綺麗に終わってより格好よくなっている。店長さんも元気そうで何より!

まだスープカリーでお腹がいっぱいだったのでデザートとして神仙ソフトクリームメロンを頼んだ。店長さんがメロンがまだ熟成してないと心配してたが、普通に全然美味しかった。

休憩の後は神威岬へ。これほど天気が良ければ念願の積丹ブルーも拝見できるかも。

ニセコパノラマラインを降りて共和町に入ったら遠くに海が見えてきたが、それがビックリするほど青くて綺麗だった。これが積丹ブルーなのか!期待に胸が高鳴る。

神威岬に向かって国道229号を走っていると左側に広がっている海が綺麗すぎて前に進めるのが難しいくらいだった。この二日間悪天候の中で頑張ったのをこの海が全て償ってくれているかのように感じた。

いよいよ神威岬!坂を登って行くとススキが広がっていた。しかし、雲が多くなって風も結構強い。これはもしかすると…

秋の神威岬は息を呑むほど美しくて素敵だったが、雲と風のせいなのか完璧な積丹ブルーは体験できず。でもこれでまた神威岬へ行く理由ができた。

神威岬の後は国道229号で小樽に向かったが、余市辺りから交通量が増えて道路工事もたくさんやっていたので小樽まで思ったより時間がかかってしまった。

やっとの思いで今日の宿「アンワインドホテル&バー小樽」に到着。このホテルは、歴史と伝統があるホテルが現代の感覚とデザインで洗練されたブティックホテルとして蘇ったのが小樽らしくて素敵だったので予約した。

北海道で初の外国人専用ホテルとして昭和6年(1931年)に建築された「旧越中屋ホテル」。戦時中は将校クラブとして陸軍に、戦後は米軍により接収された歴史を歩み、小樽市指定歴史的建造物、経産省「近代化産業遺産群33」にも指定された歴史的建造物が、数年の月日を経て再生。

このホテルのブランディングとデザインが思ったよりも素晴らしいものでファサードから心に訴えるものがあった。チェックインは必要な手続きのほとんどをウェブで済ませて対面接触は鍵の受け渡しくらいに最小限に減らしているのもよかった。

部屋もこのホテル全体のデザイン規則の中で綺麗にまとめられている。決して広くはないが、必要なものは全て揃えていて快適。

渋滞の中でかなり汗をかいたので先ずシャワーを浴びて着替えたら結構リフレッシュできた。元気が出たので小樽散歩へ出かける。

小樽はこれが3回目だが、ちゃんと見て回るのはこれが初めて。人が少なかったので小樽運河の魅力もゆっくり歩きながら満喫できた。こんなに贅沢(?)な小樽散歩ができるのも今年が最後なのかもしれない。

ホテルに戻るとエントランスホールにある素敵なバーが出迎えてくれる。バーカウンターで一杯飲みたいところだが、バーの営業やレストランでのアルコール類は提供してなかった。残念。

晩ごはんはどうしようか迷ったが、正直にまだ疲れも残ってたので外出せずホテルのレストランで済ませた。カジュアルなイタリアン・レストランでアペタイザー、メイン、デザートをそれぞれ頼んだ。料理は美味しかったが、ここにワインが一杯あったらより美味しかったかもしれない。

食事の後は部屋に戻ってサッポロクラシックと2021年北海道での最後の夜を楽しんだ。

2019北海道ツーリング1日目:神威岬、神仙沼、ニセコパノラマ、羊蹄山

前日寝るのが早かったせいで1時半くらいに目が覚めてしまった。寝ようとしてもなかなか眠れず、時差ボケな感じ。寝てるのか、起きてるのか、夢を見てるのか、分からない状態でぱっと時計を見たら4時!しっかり寝れた感じはしないけど全く寝れないよりはマシだね。

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4時だとまだ暗くて雨が降って風も冷たく雲も重そう。

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もうすぐ小樽港。雨も止んで雲の間に空も見えてきた。なんとか持ち直してほしい。小樽港には予定より1時間遅い朝5時半くらいに着いたけどバイクは一番最後だったのでしばらく部屋で待機。

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さらに30分を待つとやっとバイクの下船のアナウンスが流れた。バイクの数も多かったので降りるだけでも時間がかかる。路面は濡れてるけど雨が降らないだけでマシだ。

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最初の目的地は小樽運河。この時間帯だと観光客がいないので快適。この撮影ポイントに行くとバイクの先客がいて、またその方の撮影が終わるのを待ってる方がもう一人!順番を待ってバイクを橋に止めてバイクも入れて写真を撮ってみたけどあまりいいアングルで撮れない。諦めて運河だけを写真に残した。

次の目的地は積丹の「食事処 鱗晃」で、同じ方向に向かうアドベンチャーツアラーのグループとマスツー状態に。実は私の後ろにはハーレーのグループが付いてきてた(笑)。こういうマスツーも北海道の道に慣れるのにちょうどいいかもね。皆さんは神威岬へ向かってるようだ。

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途中マスツーの皆さんと別れて目的地の「食事処 鱗晃」に到着。ここは事前に神威岬近くに朝早くからやってる食堂を探してたら見つかった。朝7時から営業してるのでちょうどいい。

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馬糞ウニと紫ウニの2色丼が食べたかったけどこの日は海がしけてウニの入荷が少ないらしく紫ウニの白ウニ丼のみでそれも並に限定されてた。残念。

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でもこの白ウニ丼もすごく美味しくて食べごたえがあった。クリーミーで甘くて美味しい。やっぱりウニは産地で食べるのが一番美味しい!

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お店の近くに島武意海岸展望台があったので折角なので行ってみた。このトンネルを抜けると島武意海岸展望台だけど天井が低くて頭ぶつかるのではないか心配になるくらい。

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島武意海岸、素敵だったけどやっぱり晴れたほうが積丹ブルーが鮮明に出てより美しくなりそう。

ウニ丼も島武意海岸も楽しんだので次の目的地の神威岬へ!偶然とアドベンチャー乗りのお兄さんと一緒に神威岬へ向かった。この道をバイクで走ってる人はほぼ神威岬に向かってると思う。神威岬の駐車場に着いたら朝一緒に走ったアドベンチャーツアラーグループの皆さんにも再会したしね。

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神威岬、去年は大雨で諦めたので今年は何があっても見てみたかった。

実はこの門までも結構登る必要があってこの時点でもう息が上がって汗がビショビショ。とりあえずここにライダースジャケットを脱いでベンチにかけといた。厚くて重いから仕方ない…

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思ったより歩くね。また道がアップダウンが激しく結構険しいので天気が悪いと危なくて行けない。天気がなんとか保ってくれたことに感謝。

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神威岬のこの灯台、昔は常駐する職員たちがいて大正元年(1912年)10月の天皇誕生日にお祝いの章句品を買い出しに行った灯台長婦人と三歳の次男、補助員の奥さんの3人が大波に飲み込まれて行方不明になったらしい。村人たちはそれに心を痛めてみんなで協力してトンネルを作ったらしい。当時の灯台の職員たちと村人のことを思うと気が重い。

今は灯台までの道もある程度整備されてるし、無人化されてるので昔のようなことはないだろうけど今もその昔のようにみんなのために黙々と働いてる方々によってこの社会が維持されてると思う。

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積丹ブルーを見れなかったのが少し残念だけどここまで来れただけでもラッキーだったと思う。来年は積丹ブルーが見れるかな(笑)。

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一番先のほうにみんなが賽銭(?)をしてたのでそれに便乗して来年また北海道に行けるようにと祈ってきた。

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来た道をまた戻るのだけど逆方向から見ると道の険しさがよく分かる。これはちょっとした登山だね。

神威岬の後はニセコパノラマライン、去年は土砂降りというか集中豪雨の中を走ってよく分からなかったけどこれは走ってて楽しい道!カーブも伊豆スカイラインのように大きめである程度スピードとワインディングを一緒に楽しめてまた白樺や北海道らしい植物や景色も堪能できる。

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途中神仙沼に寄った。こういう自然の中を木道で歩いて行くけど

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どんどん道が細くなって木々がジャングルのように絡んでくる!そもそも自然があってそこへ人間がお邪魔するのがよく分かる。

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そういう木々の中を1Kmくらい歩いていくと急にこのように開けた場所が出てくる。神仙沼という名前がよく似合う感じで非現実的な雰囲気でほんとに神仙がいてもおかしくない感じ。

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小さい池を過ぎてどんどん歩いて行くと

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神仙沼が現れた。ちょうどいい大きさで水がキレイで鏡のように景色を移す。晴れてたら空を反射して青く光るんだろうな。

神仙沼を十分楽しんで来た道を戻って神仙沼レストハウスへ。

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外観は工事をやっていて足場が設置されてたのが少し残念だったけど中は去年と同じで変わってなかった。

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去年はあのヒーターを付けてくれて濡れた服を乾かせてくれた。その店長さんも相変わらずいらっしゃってほっとした。元気そうで何よりです。

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コーヒーを飲みすぎたのでまっちゃラテを頼んだ。甘くて美味しい。

神仙沼レストハウスを出てニセコ方面に走っていくと、あっ!羊蹄山が出てきた!曇ってて見れないだろうと諦めてたところだったのでより嬉しい。頂上のほうには雲がかかってたけどありがたい!

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途中適当なところでバイクを止めて羊蹄山と記念撮影。嬉しい。

次の目的地の白老に向かって出発!