2021北海道ツーリング5日目:世界の終わりと弟子屈

朝、のんびり荷造りをする。

道の駅 知床・らうす」の「知床食堂」が朝8時から営業開始なので7時くらい出発すればちょうどいい感じに着きそう。

出発のときから空は真っ白で峠は2年前のように霧に包まれてるのではないかと心配したが、曇ってるだけで霧はなく路面も乾いていて走りやすい。これだけでも感謝しなきゃ。

見返り峠から見る羅臼岳はキレイでいつかは登山にも挑戦してみたい。北海道には登ってみたい素敵な山もたくさんある。山に登れる体力を作っとかないとね。

のんびりと走りながら知床の美しい風景をまた一つ一つ脳裏に焼き付けていく。目を閉じればいつでもすぐ浮かべるように。

道の駅 知床・らうすに着いたのが8時ちょうど。ヘルメットやグローブを片付けていると渋いお兄様が声をかけてくれた。「どこから来たぃ?」「すごい荷物だね!」「川崎か…川崎は仕事がいっぱいあるでしょう?ここはないんだ。ハハハ」「運転気をつけてね」。愉快なお兄様とのちょっとした会話が嬉しかった。たまにこのように地元の方々と話す機会があるけど皆優しくて暖かい方が多い。

食堂は1階と2階と別れていて朝早い時間だと2階のみ営業してるらしい。ここは1階だけどもうこの外観からしてこの店は間違いなさそう。

2階は広々しているけどまだ早い時間だったので客は3人だけ。自分以外は地元の方らしくて、新聞を読みながらホッケ定食を召し上がっていた。ふっくらとしてるホッケが美味しそう。知床のホッケもいいよね。

と思いながらメニューを眺めてたらなんとウトロ漁協婦人部食堂で食べれなかったウニがあるのではないか!それにカニとイクラが追加された欲張りな三色丼があったのでそれをお願いした。同じウニ、イクラであっても取れる地域によってその味や特徴が違って面白い。やっぱり産地の新鮮な食材で作られた料理には特別な美味しさがある。

食事の後は野付半島に向かって南下する。国道335号は適度にカーブもあって景色も色々と変わってくるので走っていて飽きない。標津町に入ってすぐ「郷土料理 武田」さんが見えてきた。またいつかルイべに北の勝まつり飲みたい。もうこの風景が懐かしい。

野付半島に入ってからは野付半島ネイチャーセンターまで一気に走って行く。一番最初野付半島に来たときはネイチャーセンターまで、2回目のときはトドワラまで。3回目の今日はなんと禁断の地に入る!

今まで「関係者以外の車両進入禁止」エリアには行けないと思っていたが、ネットで野付半島ネイチャーセンターで通行許可書をもらうとその奥まで入れることが分かった。

今回の旅では野付半島、その世界の終わりまで行くのが重要なタスクの一つである。早速ネイチャーセンターに入って売店のお姉様たちに野付半島の先端まで行きたいと伝えて申請書をもらった。申請書には住所と名前を書いて目的欄に観光はNGなので「野鳥観察」と記入して免許証と一緒に渡すと免許証とコピーしてから通行許可証と返してくれる。これで「世界の終わり」に行ける!

なぜかここに来ると「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の「世界の終わり」をイメージしちゃう。この奥に行けば「壁」と「図書館」が現れるのではないかと!ドキドキ。

そんな妄想をしながらあの右奥の野付半島の先端を目指して出発。

道は舗装はされてないけど走りやすくてスポーツバイクでも普通に走れそう。何件かの番屋を通りすぎて進んでいくと砂と海水が混じった沼が現れる。ネイチャーセンターのお姉様からは道以外はほぼ砂地なので絶対道以外のところには車で入っていけないと念押しされた。

あの地平線に並んでるトドマツが神秘的で綺麗だったけど35mmレンズでは移すことができず…やっぱりここは100mm以上の望遠レンズが必要かもしれない。

道の終わりにバイクを停めて先端を目指して歩いていく。ここからはもう砂場なので足が取られて非常に歩きにくい。ジャケットにカバンまで背負って歩いたけど暑くなってきたので途中脱ぎ捨てる。そこからまた更に500mくらい進んだところで狐を2匹が現れた。道に捨てといたジャケットとカバンがいたずらされるのではないかと心配になって来た道をそのまま戻る。先端まではそこから更に20分以上歩かないとたどり着かない感じだったので今回の野付半島探検はこれで終わりにした。

次は別海から船で先端へアプローチだな。

せっかく憧れの場所にきたのでそのまま去るのは名残惜しくて記念写真を撮る。錆びた無骨な鉄柵がこの場所によく似合う。

撮影の後は最終目的地の弟子屈に向かって西へ。国道272号で中標津のを通りすぎたけど前回のイメージと違って思ったより大きくてビックリした。いつかまた中標津にも行きたい。

弟子屈に来たら真っ先に行くのは摩周湖!流れでまず第一展望台へ。朝からずっと曇りだったので摩周湖は半分諦めてたが、こんなに綺麗に見れるとは!崩れずに耐えてくれた天気に感謝。

アトサヌプリと屈斜路湖がまた素敵。第一展望台のチケット(有料200円)でアトサヌプリも入れるけど今回はパス。

摩周湖は第三展望台からの姿が一番好き。こんなにキレイに摩周湖が見えるのは初めてでカムイシュ島とカムイヌプリも素敵すぎる。いつかカムイヌプリも登ってみたい。

摩周湖を満喫した後はいつもの和琴半島湖畔キャンプ場へ。第三展望台から降りて行く道も楽しい。

久しぶりの屈斜路湖は相変わらず落ち着いて癒やしと寛ぎを与えてくれる。屈斜路湖にずっと守られてる感じ。

和琴半島湖畔キャンプ場はすごく素敵なキャンプ場だけど入り口から設営場所まではエンジンを切ってバイクを押して行かなきゃいけないのが大変。それもフル積載ではなおさら。汗でビショビショになりながら押して管理事務所まで行って受付を済ませてから設営開始。管理事務所前の一番落ち着くところが空いてるのはみんなそこまでバイクを押して行くのが大変だったからかもね。

もう風呂に入りたいけど湖心荘が休業中だったのでとりあえず街まで行って買い物済ませてから摩周温泉に行くことにした。

国道243号に入ってすぐ「カニバーガー」と書かれてるのぼりが目に入った。朝知床食堂で三色丼食べてから何も食べてなくてお腹が空いてたので自然とのぼりのお店「はなこや」さんへ。カニとバガーの全く考えたことのない組み合わせも気になる!

写真では分かりづらいと思うけどとにかく大きい!バーガーキングのワッパーくらいはあると思う。後、マヨネーズベースのタレがこれでもかっくらい濃厚で食べ終わった後の満腹感が半端ない。もう晩ごはんは食べなくてもいいかも。

ニコットで薪を買ってからビラオの湯へ。アルカリ性の温泉でお肌がツルツルになる。小さいけど内湯と野天風呂もあってゆっくりできていいお湯だった。

キャンプ場に戻って屈斜路湖の夕陽を楽しんだ。少し雨が降ったり止んだりしたけど晴れ多めの天気だったので大したことなかった。落ち着く。

日が完全に沈むとそこからは焚き火の時間。クッチャロ湖でできなかった分までたっぷり焚き火を楽しむ。もちろんお供はサッポロクラシック!これは完璧な癒やしの時間。

明日からは確実に天気が崩れるらしいのでしっかり休んで力をためよう。

2021北海道ツーリング4日目:知床

あ、よく寝れた。起きたのは5時前、結構早かったけど前日寝たのが21時と早く、十分すぎるくらい寝たのですこぶる調子がいい!9月後半でも北海道の朝は早い、外はもう明るくなっていた。

いつもならすぐ撤収作業にかかるけど今日は周りにテントが多くてまだ寝てる方も多かったので少しのんびりしながら湖で朝のマジックアワーを楽しむ。クッチャロ湖は夕焼けもキレイけど朝焼けも素敵。

とりあえず周りの皆さんの動きを見ながら少しずつ撤収作業にかかる。時間とともに起きて撤収を始める方が増えてきたけどだいたいライダーの方だった。皆、効率よくパパっと撤収が終わっていくけどやっぱり自分は荷物が多くて時間がかかってしまう。今度の北海道旅では荷物の数と重さを減らしたい。

6時過ぎに撤収作業が終わって知床に向かって出発!出発してすぐ24時間營業のセイコーマート枝幸店(住所に番地がない!)を見つけた。やっぱり、セコマさんすごすぎる!オホーツク海沿いでセコマ以外こんや早い時間(6時半)に朝ごはんが取れるところはないと思う。たぶん。

セコマでおにぎりを食べた後はひたすら東へと直線道路を走る。やっと自分のイメージの中のオホーツク街道が現れた。昨日の宗谷岬からクッチャロ湖までは何かしら人や車が多くて戸惑いがあった。

出発して1時間くらい走ってるけど途中出会ったのは軽トラックと大きいトラックが3台くらい。たぶん日本で一番一人に慣れる道ではないかと思う。とにかく天気にも恵まれて青い空と穏やかな海と風と一緒に秋の色に染まってるオホーツク街道を走るのは爽快で気分がいい。

もしすれ違うものがあったら嬉しくて手を振って挨拶したいくらいだが、ほとんど地元の方なので浮かれた観光客に見られないように冷静を偽ってそっと去って行く。この時間がたまらなく好き。

紋別で少し道が混んできたの急いでその賑わいがら逃げていく。もし昼時だったら「紋別漁師食堂」でカニ丼を食べたかったが、時間が早すぎたのでまた次回に。

サロマ湖を過ぎて常呂町に入るとグーグル先生が急に右折しろと指示を出す。どう見ても直進が合ってると思うけど…ここはグーグル先生を信じて右折してみる。道がどんどん細くなってきて不安になってきたところで急に前が開けてそこにはキレイな畑が広がっていた。なんの畑かは知らないけど畑と森、海と空のコントラストが美しい。きっとグーグル先生はこれを見せたかっただろう。

しかし、またここから4、5kmくらいフラットなダートへと導いてくれた。北海道ではグーグル先生くらいの変化球のほうが楽しいかもね。

濤沸湖のお馬さんたちも健在だった。3年前より数が増えてる気がする。北海道では日本離れした絶景が多いけどこの濤沸湖も欠かせない絶景の一つ。普通に走っててもバイクを停めて写真を撮りたくなる魅力がある。

せっかくなので斜里の天に続く道にも一応寄ってみる。斜里の天に続く道の約18kmの直線道路はすごいけど実は北海道のあちこちに長い直線道路が結構あるんだよね。この「天に続く道」というブランディングの勝利かな。この道にはたくさんの人で賑わっていた。

お昼は時間的にウトロで食べたほうがちょうどよさそうだったのでいつもの「ウトロ漁協婦人部食堂」へ。ウトロに近づくにつれ交通量が結構増えてきたのである程度は予想してたけど食堂にはたくさんの人で行列ができていた。12時とちょうど昼時だったのもあるけどとにかくこの日はウトロ・知床に人が多かった。30分くらい並んで待って店の中へ。

いつものお母さんたちが元気に働いていて嬉しかったけど今年のウニシーズンが終わっていてガッカリ。その代り知床の鮭を使った三種丼というのがあったのでそれをいただく。なんだろう?養殖の鮭とは全然違う力強さを感じる。自分がヒグマになったような気分で鮭とイクラを求める。美味しい。

今日の寝床は知床第一ホテル。チェックインは15時からだけどとりあえず荷物を預けたくて早めに行ってみた。チェックインの2時間前だったのでロビーの照明は落としてあってスタッフさんもいなくて掃除ロボットがカーペットの掃除をしていたけどそれがまるで人類が滅亡した後にロボットだけが残ってるSFのような風景。テミスの無人都市を思い出す。

軽くなったバイクで大大大好きな知床峠に飛んでいく。さっき漁協婦人部食堂でご飯食べてるときは知床峠に雲がかかってて心配したけど雲は全部去っていって綺麗に晴れてきた。嬉しすぎて上る途中でまず羅臼岳と記念写真。こんなに綺麗に羅臼岳が見れるなんて嬉しすぎる。

お!ずっと行きたくて夢でも見てた知床。目を閉じると浮かんでくるその絶景が今目の前にある!それもこんなに綺麗に見れるなんて幸せすぎる!でもいくら写真を撮ってもその美しさを写真ではなかなかうまく表現できない。その美しさを写真に収めるのを諦めてバイクにまたがって知床の峠を攻める。

あっという間に羅臼町に着いてしまってセコマで温かい缶コーヒーを飲んでまたウトロ方面へ戻る。これこそが自分の中で一番理想的なカフェレーサー。もうこれだけでも今回の北海道旅の目的は達成できたので後はボーナスステージでいいかも。もう十分すぎるくらい幸せ。

いつかは海の向こうの国後島でもバイクでツーリングしたいね。

ホテルに帰って温泉に入って洗濯して部屋でサッポロクラシック飲んでたら窓からウトロの夕陽が見えてきた。今日も夕陽が美しい。

幸せ過ぎる一日だった。

2019北海道ツーリング4日目:知床峠、相泊温泉

朝の4時くらいだったのかな?ヘリコプターが飛んでるような音がしてきて何事?とビックリして外に出てみたらヘリコプターじゃなくて船のエンジンの音だった。船ってこんな大きい音がするんだね。初めて知った。もう起きちゃったし、支度して出発するか!

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支度しながらちょっと心配だったタイヤの溝を見るとスリップサインまで後1mm!これはヤバい!こんなに早う減るとは…北海道なめてたね。どうしよう。とりあえず行けるところまで行ってみよう。

でもタイヤがこんなんだからカムイワッカ湯の滝へ行くのは止めた。それはまた次回に!

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あ、ちなみにこれはオススメのバイク用キャンプギア。キャンプの地面って固くないところが多いのでこれがあると安心。紐も付いてるので撤収のときも楽ちん。

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朝ごはんはウトロのセコマで。やっぱり北海道といえばセコマだよね。

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選んだのはホットシェフの和風豚焼きうどん。美味しかったけどいつもその「和風」というタイトルに少し疑問。なんか文字数を揃えなきゃいけないルールでもあるのかな?まぁ美味しくいただきました。

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空が怪しいね。こんな天気だったら峠は絶対霧だな。北海道来てからなんだかんだ毎日霧に会ってるような気がする。あ、昨日は会ってないね。心配してても仕方ないのでとりあえず知床峠に向かう。

う、う、昨日と全く違ってやばい感じ。このまま進んでも大丈夫かな?

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とりあえず知床峠で記念撮影。改めてこう見ると今回荷物が多いな。自分でもビックリするくらい服を入れすぎた。Tシャツ3枚くらいあればローテーションでなんとなるのに7枚も持って来ちゃった。どうしたんだろう?この反省は次に活かそう!

あ、やばい!これはサイレントヒルもいいところだ。どうしよう?引き返そうか?迷ったけど霧に慣れてきたのもあってとりあえず前へ進むことに。またフォグライトを付けてることが心理的に安心感を与えてくれるね。

ううう、去年は長岡のお兄さんと気持ちよく走った道が…やっぱり去年は色んな意味で出来すぎてたかもね。ビギナーズラックってもんかな。でも北海道で学んだことはこういうつらい経験をするとそれ以上のご褒美が待ってるということ。どんな状況でもとりあえず楽しもう!

羅臼の富士見町辺りまで来たらなんか大丈夫そう。左に曲がって次の目的地の相泊温泉へ向かう。知床の右の一番奥のところにあって秘境の温泉を探しに行くような感じだったけど海岸沿いのずっと漁村があって全く秘境感なし(笑)。

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走ってたら右側にパーキングというサインがあったのでとりあえず指示通りにバイクを停める。車が一台あるので先客がいるのかな?

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相泊温泉は1899年に発見されて日本最北東端に位置して晴れてる日は湯船から国後島が見えるらしい。今日は無理だな。

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風呂場を囲んでるブルーシートがなんとも言えない空気感。こうなったら男湯だけでも潔くブルーシートを取っ払って湯船だけにしたほうが映えると思うけどね。まぁそんな文句を言える立場でもないので…

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中を覗いてみるとこういう素朴な感じになっていて誰もいなかった。先客は女性の方で隣にいるっぽい。

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知床峠の霧の中を走ってて芯まで冷えてきたのでとりあえず湯船に入ってみた。入ってみたっていうか熱すぎてお湯を体にかけるくらいで湯船の中へは脛くらいしか入れられなかった…情けない。それでもすごい温まって全身がポカポカ。この温泉って他の温泉と違う野生の強さみたいなのがあるような気がした。すごくいい経験をさせてもらった。

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なんか磯の匂いがするなと思ったら湯船のすぐ前に昆布がいっぱい!

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後、目の前で昆布漁を行ってる方たちがいた。実はこの温泉もあの方たちのための温泉だもんな。お疲れ様です!

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温泉を出て知床で道がある一番奥まで行ってみた。そんなに行き止まり感はなくて、ここから道がないという感じだった。次、知床に来たらそのときは遊覧船に乗ってみよう。

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あそこを小さい川が流れていてこれは知床の森からの水だと分かって近くに行って触ってみた。冷たくて気持ちいい。この水にたくさんの森の恵みがあってこれがまた知床の海を豊かにしてるんだろうな。

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この川を合泊川というらしい。相泊温泉の相泊と読み方は一緒なのかな?

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帰ろうとしたら狐の親子をこっちを見ていた。お母さんと子供が二匹。お母さんはなんか人馴れしていてあまり恐れない感じだったけど子どもたちはビビってすぐ逃げようとしていた。かわいいと思うけど餌は与えちゃ駄目。人間と野生動物の間にちゃんと線を引いていかないとね。

こっちに寄っても何もいいことないよ。自分の力でしっかり生きていくんだよ。

2019北海道ツーリング3日目:知床五湖

知床五湖に行くのは、計画では翌日行く予定だったが、やること全部やって時間も結構残ってたので知床に向かって出発!

知床峠に行く道も最高に気持ちよくて天気も北海道に来てから一番よかった。もうますます好きになっちゃうね。

国道334号から道道93号へ。この道道93号がまた最高に気持ちいい道で山から降りていく高低差に適度なワインディングに心が躍る。また行ってみたかった知床五湖がその前にあるのでワクワクが止まらない。

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知床五湖フィールドハウスに着いのが14時半。急いでガイドツアーを確認したら少ループ(全周1.6km)は16時のしかなくて大ループ(全周3km)だと14時45分からのツアーに一人空きがあった。大ループだと全部回るのに3時間がかかるらしい!天気がよかったのでもう少し知床をバイクで走ってみたい気持ちもあったけどこのチャンスを逃したらいつ知床五湖を回れるか分からないのでこの3時間の大ループツアーを選んだ。

申込用紙に個人情報などを記入して今回ツアーのガイドの鈴木さん渡したら「35分までトイレなどを済ませてロビーに集まってください」と言われて急いでトイレを済ませてから売店でお水を買ってからロビーに戻った。3時間のツアー中はトイレに行けない。

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鈴木さんに名前を呼ばれてまず教室で10分くらいレクチャーを受けるけど主にヒグマと遭遇したらどう対処するのかの内容だった。まぁ実際にはできることはあまりなくて、もし見つけたらガイドさんに教えて対応してもらうことくらいかな。

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いよいよここから知床五湖のツアーが始まる!今回の参加者は台湾の方が4人、香港の方が3人、日本の方が2人でまず英語で説明してその後に日本語の順だった。

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天気がよくてもう知床五湖を回るのには最高!この間の雨は全部この日のためのものだったかもしれない。マイナスがあったらその次は絶対プラスが来る!

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こういう森の中を歩いて行くけど…気づきました?手前の二人の方は実はウトロ漁協婦人部食堂でお会いした方だった!このときは全然気付かなくて後で写真を編集するときに気付いた。まぁ知床エリアで行くところってあまり多くないからこういう偶然もありそうだけどなんかいいね。

ちなみにこの植物は熊笹だけど実はクマはこの草を食べないらしい。他に美味しいものがいっぱいあるので。

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これがヒグマの大好物の水芭蕉。この植物の根の部分がイモみたいに栄養素をたくさん蓄えてるのでヒグマが好んで食べるらしい。ヒグマは肉や魚よりナッツや果物、蜂蜜、アリ(!)などを好んで食べるらしい。なんかイメージと全然違う。

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鈴木さんがiPadの写真も一緒に見せながら説明してくれてる。さすがたくさんの知識を持ってらっしゃって知床のことならなんでも知ってる!すごく勉強になりました。

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こんな感じに決められてるところだけを歩いていく。3kmあるけどゆっくり歩いて止まって説明を聞いたりするので小さいお子さんでも普通に参加できるレベルだった。

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これは春一番で倒れた木。知床の春一番は半端ないらしくてほとんどの倒木はそれが原因らしい。南からの風で倒れてるので遭難しても倒木の方向で歩いて行けば海まで行けるらしい!

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また森の中では苔が大事な役割をしていて水分をたくさん含んでるので他の植物がこの苔の上から発芽するらしい。

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これはヒグマの爪痕。サルナシを食べるために木に登るんだって。

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これが知床五湖。一番小さくて水深が1mくらいと浅くて冬は全部凍ってしまうので知床五湖の中で唯一魚がいないらしい。

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これはアカゲラの巣。今住んでるかどうかは分からないけどこのような巣をたくさん作ってその巣に他の動物が住んだりするらしい。森の住宅供給者。

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こちらは知床四湖。水面に映る知床連山が美しい。

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中が空洞化した木だけどこれでも生きていてそとには葉っぱや枝が伸びてた。その生命力もすごいけど皮が重要らしい。

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こちらは知床三湖。大きさは二胡が一番大きいらしいけど遊歩道が一番長く接してるのが三湖で湖のいろんな表情が見えて素敵だった。

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小さいクワガタさんと出会った。本当に小さくてよく見ないクワガタか分からないくらいだった。

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こちらが知床二湖。どの湖もキレイだけどここから少し雲が多くなってきた。

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これはヒグマの足跡。遊歩道のすぐ近くで、こんなに人がたくさん通ってるところまで寄ってくるのは子育てをしてる母クマの場合が多いらしい。人がいることで敵(オスのヒグマ?)からも身を守られて好物の植物も多いらしい。

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これが知床一湖。一湖は高架木道からも見えるのでたぶん一番多くの人がお目にする湖かも。キレイだけどより雲や霧が増えてきた。

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高架木道まで行ったらツアーは終了。この高架木道には電気柵が張られてるのでヒグマが接近できないのでガイドさんなしでも普通に歩くことができる。鈴木さんがここまで完全一周できたのは5日ぶりらしい。ヒグマの目撃情報で中止になるのがしばしば。この日はほんとにいろんな幸運に恵められてる!

鈴木さん、お疲れ様でした!いろいろ勉強になりました。おかげさまで知床のことがより好きになりました。

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高架木道だけでもキレイな知床を見ることができるし、無料だし、季節関係なく歩けるのでぜひ寄ってみてください。できればガイドさんのツアーで一緒に回ったほうが面白い話もたくさん聞けて、よりたくさんのことを知って見ることができるのでツアーもオススメします。

これで今回の北海道旅の一番大きい目的も達成!

ふるさと納税

今度の北海道旅ではできるだけ地元のものを食べて飲んで泊まって、少しでも貢献できるようにしたかったけど期間が決められてる旅で先を急ぐのもあったし、あまりお店などがなくて、何もお返しず、世話だけなって少し気が重いところがあった。

美しい自然をちゃんと守ってくれて、快適に移動できるように道路をきちんと管理してくれて、疲れたら休めるように絶景があったら写真が撮れるようにと人があまりいないところにもちゃんと駐車スペースを作ってくれて、これでも利益が残るか不安になるような安い料金で綺麗なキャンプ場を運営して旅人が快適に過ごせるようにしてくれた自治体と地元の方々へ少しでも感謝の気持ちを伝えたかった。どういう方法があるか考えてみたら、ふるさと納税というのを思い出した。

できたら自分が通ったすべての自治体へ収めたかったが、現実的には厳しいのでより印象的だった稚内市と知床の羅臼町、野付半島の標津町えりも町、支笏湖の千歳市へ小さい額でありながらふるさと納税を行った。そしたらたくさんのお礼品をいただくことに…辞退したいところだが、地元で取れた美味しそうな特産品を見てると食べたくなっちゃってお礼品まで申請しちゃった。どんだけ欲深いんだか…

少しでも北海道の町々と結ばれていたい気持ちもあったしね。来年もまた北海道へいけますように。