多仁本

先日は最近仕事でよくご一緒させていただいてる先輩とのサシ飲み。お店は最近勢いが止まらない「多仁本」さん。こう書いて“たにもと”と読むのを最近知った。洒落てるね。

お店は荒木町車力門通りの一番奥まったところの2階にあるけど近くまで行っても位置がよく分からなかったが、この行灯のような小さい置き看板がなかったらちょっと迷ったかもしれない。

予約時間通りにお店に着いてまずビールで乾杯!瓶ビールではあったが、ちゃんと冷えていてビール用の薄いグラスがちょうどいい感じでビールの泡がまろやか。しっかり管理されたサーバーの生ビールもいいけどこのような瓶ビールも安定していて美味しい。

先付がなんとうなぎ!一見重そうに見えるけどそこまで脂濃くもなく、どちらかというと爽やかに近い感じ。美味しい。

厨房は使い込まれてるけど清潔に管理されていて職人の仕事場という感じが素敵だった。ここで作られた料理は絶対美味しいだろうと食べなくても分かるような風景。

汁物はナスとタケノコ。なんだろう?普通のナスではないな。京野菜なのかな?タケノコも最上級な感じで柔らかくて美味しい。

ビールの後の日本酒はペアリングでお任せ。一番最初に出してもらったのが「伊予賀儀屋 純米無濾過 陽の光 カギヤサンシャイン」。結構長い名前のお酒でこれが初めてだったけどライトな感じで飲みやすかった。

このガラスのとっくりもお猪口も薄くて涼しさを感じる演出が気に入った。このお店のシグニチャーなのかもね。

マグロと山芋なのかな?他では味わったことのない。かなりインパクトがあった。

大将の谷本さん。食べログによると

谷本氏は鮨店や小料理屋で料理人のキャリアをスタート、20代から茶道を嗜む。当時京都の日本料理店で食事をし、供された料理の美しさを知ったことをきっかけに、日本料理の道へ。滋賀と東京にある茶懐石の名店「招福摟」で8年、南青山の懐石料理店「みな瀬(閉店)」では3年間料理長を務め、2017年4月に独立し、『多仁本』をオープンした。

と書いてあった。童顔で爽やかなイケメンで仕事をしてる姿がカッコいい!

刺し身の後は

お!大好きな加茂錦の荷札酒、それも山田錦50!いいね。なんだか久しぶりだな。やっぱり甘くて旨い!

ウニとホタテ、ずんだという奇抜な組み合わせ。谷本さんのクリエイティビティが光る。

見た目はサラダや和物っぽいけどワサビが効いてていいアクセントになってる。

鮎の塩焼き。まだ少し小さく骨も柔らかいので頭からそのまま食べられる。苦味もなく素材の美味しさと焼き加減、塩加減が絶妙な一品。

そばなのかな?と思うくらいコシがしっかりしていて少し違う食感を楽しめたそば。

鱧!やっぱり夏は鱧だよね。後、ネギも甘くて美味しい。

ここに来て〆のお酒として十四代が出てきた!強弱の付け方、コースの演出が素敵でドラマチック。

〆のご飯はとうもろこしご飯!これがまた絶品ですごい甘くて美味しかった。とうもろこしだけではなくてその味付けに秘密がありそう。ご飯でテンションがマックスに。

デザートは水羊羹と

抹茶で口直し。

多仁本さんの評判が上がってきてる理由がよくわかった。相当レベルが高くて大将の谷本さんの料理に対する情熱やクリエイティビティが半端ない。ずっと応援したい、定期的に訪問したいお店であった。

鉄板焼き いわ倉

先日は会社の城址や同僚たちと神楽坂の「鉄板焼き いわ倉」へ行ってきた。福島出身のシェフ、森籐崇さんが切り盛りしてるお店で懐石と鉄板焼きをバランスよく融合させたようで独特な感じが気に入ってこの店に決めた。

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神楽坂上の交差点の近くにある雑居ビルの3階に位置してそとからはその気配を感じることが難しいけどお店の中に入ると白を基調にしたオシャレな空間が広がっていた。

鉄板のカウンター席に座りたかったが、今回が人数が多かったので半個室を利用した。

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先付はウドと赤貝の胡麻和え。さっぱりして春の風味が気持ちいい。

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椎茸と漬けマグロ、雲丹の鮨。組み合わせもスプーンで食べる感覚も面白い。

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乾杯のビールの後は早速日本酒へ。シェフが福島出身なのでお酒も福島産をメインに使っていた。飛露喜は飲んだことあるけど七重郎は今まで飲んだことなかったので「七重郎『白』純米大吟醸無濾過原酒山田錦仕込」を頼んでみた。

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それぞれお猪口を選んで

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一杯注いで飲んでみると、甘口だけど濃厚でキレがあってとても美味しい。他の山田錦を使ったお酒と一味違って面白い。

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旬の盛り合わせ、鰆の塩焼きと筍、ホワイトアスパラガスに口直しにトマト。春を感じさせる組み合わせ。特にあの紅塩も美味しかった。

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酒がどんどん進んで次に頼んだのが「会津中将 純米吟醸」。七重郎よりは少し辛口だけどライトな感じで飲みやすい。

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サクラマスを桜餅の形に調理した吸い物。この季節に徹底する構成。

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挽肉炒めの上にアイスランド産のラム肉とタラの芽を載せた料理。知らなかったけどアイスランド産のラム肉はクセがなく柔らかくて美味しいけど日本ではあまり輸入されないらしい。とても美味しかった。

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ヤングコーンと稚鮎、白子の天ぷら。それぞれ個性が強いけどそのバランスが合っていて非常に美味しい。

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島根和牛のA5ランクの牛肉ステーキ!肩の上の部分のお肉だそうで初めて食べる部位だけどヒレにも負けないくらいのインパクトと美味しさがあった。柔らかすぎず硬すぎず!

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鉄板焼きなので〆のご飯はやっぱりガーリックライス!お米は控えめにしてるので半分くらい食べて辞めようとしたけど気がついたら完食(汗)。

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最後のデザートは自家製のわらび餅。

全体の構成も素晴らしかったし、味も申し分ない。また一軒美味しいお店を見つけてしまった。

再び、馳走 風々

京都から戻って新幹線品川駅に降りてすぐこの日の会食場所の新宿の「馳走 風々」へ移動。一泊二日の出張なんかへっちゃらだと思って会食をセッティングしたけど歳のせいなのかちょっと疲れがたまる感じ。もしかすると新幹線で寝てしまってダルく感じたかもしれないね。

でも、馳走 風々に入ってカウンター席に座ったら元気が出てきた。2回目だけど大将に覚えてもらって色々声掛けてくれて嬉しかったな。メニューにはない日本酒もおすすめしてくれたりね。料理も期待以上に美味しくて感動!

やっぱり良い料理とお酒は最高だね。会食もすごくいい感じで胸の奥にある話まで語り合うことができたし、最高の夜だった。

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馳走 風々

後輩が12月からまた新しい部署に移動することになったのでその励まし会を開いてごちそうさせようと思ってお店を調べたら会社から近い新宿三丁目にある「馳走 風々 (チソウ フフ)」というお店を発見した。写真だけでも素敵でいい店なのが十分伝わってきたので早速予約を入れて昨日行ってきた。

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新宿三丁目の伊勢丹の向かい側の路地に入って行くと少し控えめではあるけどすぐお店の置き看板が見えてきた。エレベーターで3階へ登っていくとキレイにまとまって清潔感のある玄関が期待を高める。その佇まいからいい店なのが直感で分かる。

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カウンターに座ると目の前に厨房が見える。特にこの釜戸は印象的だった。綺麗に整理整頓されてますます期待が高まる。

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一杯目に五凛 純米大吟醸を頼んだ。酔っ払う前に一番おいしそうな酒をと(笑)。

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一番最初に出てくるのはかつお節の一番出汁!あ、味わい深くて旨い。なんかこの店のプライドを見せてもらった気がした。

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やっぱりカウンター席が好き。料理長の服部さんの熟練の技を見てるとなんか爽快な感じまでするね。

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つぶ貝と小松菜。さっぱりして食欲を引き立てる。

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お造りは3種類が出るらしいけど盛り合わせではなく一品ずつ別皿で出してくれる。これがまた新鮮でいい感じ。それぞれの皿も芸術性が高くて味だけではなく目で楽しめる。盛り付けも綺麗だ。味は言うまでもない。こちらはクエ。

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ヒラメと

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黄身醤油。それぞれの魚にあった違う醤油が出されて料理に対する執念と拘りを感じられる。美味しい。

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美味しすぎて酒が進む。今度は東洋美人 ippo 愛山を頼んだ。久しぶり!

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続いてカワハギと肝。刺身も美味しかったけどその肝もクリーミーで格別に美味しかった。やっぱり刺身と日本酒はよく合う。

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そういうわけで後輩もビールから日本酒へ。早速次の酒を頼む。紀土 純米大吟醸、最近この酒とよく会うね。

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水蛸と銀杏、茗荷の炒め。上品な感じがたまらない。酒がどんどん進む!

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薫 KAORU 生貯蔵酒。味もそうだけどボトルが可愛くてググってみたけど情報が見つからないね。

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フォアグラとアワビの寿司。これは新しい!フォアグラの濃厚な旨さにアワビの追い討ち。すごいインパクトがあった。

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こちらの煮物は名前は忘れたけど深くて美味しい。汁が最高に旨い。酒の酔いが覚める感じ。

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純米吟醸山田錦 貴。この日いただいたお酒はどれも甘くて美味しかった。ただ、もう少し種類が欲しいね。

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ずわい蟹と白子の揚げ物。これも絶品!サクサクふわふわ。

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これが厨房でずっと炊いてた桜えび釜炊きご飯!

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結構お腹いっぱいになってたので半分はおにぎりにしてもらった。漬物とのバランスが非常によくて〆にちょうどいい。美味しかった。

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最後に甘味でプリンと抹茶。最後の最後まで美味しい。おまかせの品一つ一つ適当なものがなくて全力で臨んでる感じが素敵だった。

上品で美味しくて、またリーズナブルなお値段が最高すぎる。たぶん銀座や六本木辺りだったら同じ内容でも2〜3倍するだろう。新宿では珍しい美味しくて品のある懐石料理屋を見つけて嬉しい。