2022四国九州ツーリング6日目:都井岬、佐多岬、桜島、鹿児島

目が覚めたらもう6時。よく寝れたね。

北海道の時はいつもGO-KOTを使っていたが、今回は軽量化のためにサーマレストのウルトラライトコットラージを持っていった。しかし、これが横になるとシートがたるんで背中が地面についちゃってコットとしての役割を果たしてくれない。耐荷重が147.5kgとなっているけど快適に使えるのは大体70kg台かもしれない。それで念の為持っていったネオエアーXサーモを使ったけどこれがすごく快適でもうこれだけでいいのかもしれない。

ソロフリーサイトは全員バイク乗りでやっぱり朝が早い。今回は荷物もそんなに広げてないので撤収も簡単。のんびり荷造りをして7時半くらいにキャンプ場から出発した。

まず向かったのは道の駅フェニックス。まだ8時前なのにたくさんのライダーで賑わっていた。ほとんど地元の方で集まってるだけでもう楽しそう。

まだ売店などは営業してなかったので景色だけ楽しんだ。ここにも鬼の洗濯板があるのね。元相は青島らしいが、ここも鬼の洗濯板と呼ばれてるらしい。青島から白浜、日南海岸までこの地形が続いている。

道の駅フェニックスを出て少し走ったらサンメッセ日南の看板があったので入ってみたが、まだ営業開始前だった。公園だと思ったけどアミューズメント施設のようだ。9時半オープンらしいが、8時にもう入場待ちの車の行列ができていた。1時間半も待ってられないので今回は入り口で記念写真だけ撮って出発。

その次に寄ったのが、日南のクロネコヤマト星倉センター。前回北海道の旅で学習したのがあって今回も同じ作戦でここでまずキャンプ関連用品を先に自宅へ送った。当たり前だけど荷物が減るとバイクの動きが全然違う。またずっと背負ってた重いリュックからも開放されて快適!

ここからは身軽になって九州の道を思う存分楽しんでいく。

少し走ったらまた絶景が出てきた!道の駅なんごう。宮崎も北海道のようになかなか前に進めさせてもらえない。もうこれだけ綺麗と停まるしかない。南下して行ったせいなのかどんどん南国情趣はより強くなっていく。

極め付きはこの国道448号の串間市市木区間。この長閑で牧歌的な南国の風景には心を奪われる。永遠にこのような道を走りたいと思った。

もう少し進んだ所で現れた恋ヶ浦ビーチ。また綺麗な海が広がっていてたくさんのサファーで賑わっていた。日向や宮崎のような都会のサーフポイントと違って落ち着いた地元のような雰囲気がなお好感を持たされる。もし宮崎に移住するなら串間市市木か恋ヶ浦のようなところで住みたい。サーフィンはできないけど。

国道448号から県道36号に入って駒止の門という所で野生馬保護協力金として100円(車は400円)を支払って都井岬へ。

都井岬に向かって走っていくと右には青い海が広がって左には緑の丘にたくさんの岬馬が悠々自適に草を食べていた。綺麗すぎて非現実的にも見える風景。宮崎、すごい!しかし、残念ながらGoproのバッテリーが切れてしまって一番綺麗な所が取れてなかった。次のロングツーリングのときまでこのバッテリー問題解決しないとね。

途中何か所か駐車場があったけど道が終わる所まで行きたくて都井岬灯台駐車場まで行ったらまた絶景が広がっていた。天気もよくて最高。

都井岬灯台も存在感があって素敵だったが、暑かったので灯台まで行くのは諦めて周りの絶景を楽しみながら少し休憩を取った。5月頭なのにかなり暑くて太陽が眩しい。やっぱりここは南の国というのを実感した。

国の天然記念物の御崎馬。普段テレビとかでよく見る競走馬(サラブレット)と違ってフォルムが可愛くて親密感がある。半野生の状態らしいが、人を避ける気配もなく思うがままに行動するのがまた可愛い。

実は今回都井岬は飛ばして佐多岬に直行するつもりだったが、Twitterでチリばやしさんがおすすめしてくれたので行ったけどやっぱろ最高だった。勧めてくれたチリばやしさんに感謝!やっぱりTwitterすごい。

都井岬を出て肝属グリーンロードを走って佐多岬へ。肝属を「きもつき」と読むのを今回始めて知った。宮崎県から鹿児島県に入るとまたその雰囲気が違ってより素朴な感じがした。たぶん肝属グリーンロードという畑と畑の間にある農道を走ったからかもしれないけど落ち着きがあって好き。後、鹿児島の農村の家ってどの家も塀が立派な石でできていて驚いたが、他の所もおしゃれな家が多くて他の県より家を大事にしてる気がした。

肝属グリーンロードから国道269号に入って海沿いを走って佐多岬に向かう。思ったより距離があったけど車やバイクなど交通量が多くて休むより早く佐多岬まで行こうと先を急いだ。

ここが本土最南端の佐多岬。なぜここを目指したかというとここが本土最南端だから。それ以外なんの情報もなかったが、宗谷岬のように何かしらあると思った。しかし、何もなかった。国道269号沿いにあった食堂でご飯を食べるべきだったと後悔。

とりあえずここから桜島に向かって北上して途中よさそうな所があったらご飯を食べよう。そう思って走っていったが、今思えばもう少しちゃんと調べて行くべきだった。垂水市まで行ってもコンビニやジョイフルしか見当たらない!うーん…もう少し我慢しよう。

走っていくとどーんと桜島が現れる。イメージよりも全然大きくてびっくりした。あれが噴火すると考えると怖い。とりあえず桜島の有村溶岩展望所まで行って記念写真を撮ってみたが、逆に近すぎるとその全貌が分かりづらいね。垂水市の荒崎パーキング辺りで一枚撮っとくべきだったな。

鹿児島市に行くために桜島港フェリーターミナルへ。

桜島フェリーはまた独特なスタイルでまずこのトールゲートで料金(Paypay使用可!、大型バイク730円)を払ってそのまま船に乗り込む。

船に乗ると車もバイクも固定などせずそのまま出発する!鹿児島市までは約15分で鹿児島湾は湖のように波が大きくなかったので固定しなくていいかもしれないが、初めてだったので不安でそのままバイクに跨って自分の足で固定していた。後からフェリーの中にやぶ金といううどん屋があってそこのうどんが美味しいという話を聞いた。降りて船内を回ってみるべきだったとまた後悔。この教訓を次回の九州ツーリングにいかそう!

この日の宿はチサンイン鹿児島谷山。ゴールデンウィーク中なのにかなり安かったのでここにしたけどこの谷山という所が都心から距離があってまた埋立地の工業団地だからやすかったらしい。

それでまた周りにあまり食べる所がなかった。ホテルの1階にあるこんぴら丸というお店が一番よさそうだったので行ってみるともう行列が半端なくて最低1時間以上はかかりそうだったので断念。

それで行ったのが、餃子の王将。王将は王将だけどここは鹿児島王将と言ってみんなが知ってる餃子の王将とは違う別の会社らしい。実は餃子の王将はこれが初めてでそれがまた鹿児島王将ということで色々拗じられてるけどこの麻婆麺と餃子は普通に美味しかった。天津飯が有名らしいので今度は天津飯食べに行く。

ご飯を食べる前はお腹空きすぎて少し心が荒れてたが、満腹になったら落ち着いてきた。お店に入る前には目に入らなかった谷山緑地も心に余裕があると綺麗に見えてきた。

この日の一番大きな教訓は「腹が減っては戦はできぬ」でした。

2022四国九州ツーリング5日目:阿蘇大観峰と高千穂峡、LDK

起きてすぐ目に入ったのが由布岳。こんなに素敵な景色を独り占めできる旅館はそうそうないと思う。朝風呂入ってから支度して旅館やまなみを出たのが6時。阿蘇は結構混みそうなので早めに出発した。

とりあえずやまなみハイウェイを走って大観峰へ。やまなみハイウェイはやっぱり素敵で3年前に一度走っただけなのにほとんどを覚えていた。印象深かっただろう。

お!長者原の表示版が見えてきた!懐かしい。やっぱりここは人気撮影スポットで朝7時なのに先客が二組もあった。撮影が終わるのを待っていたらまた後ろにバイクと車の行列ができた。すごい!

自分の順番が来たのでさっさと記念撮影をしてすぐ出発。

阿蘇を見渡せる絶景ポイントがあったので停めてみたらやまなみハイウェイ展望台だった。あの阿蘇を走ると思ったらワクワクが止まらない!

そう!この道、この絶景の中をずっと走りたかった。記憶よりも全然綺麗で非現実的に見える。おとぎ話の中に入ったかのような風景。楽しすぎる。

やっとこの地に戻れた!3年前より天気もよくて景色もより綺麗に見える。このまま阿蘇を回りたいのは山々だけどこの日の目的地は宮崎なので大観峰で記念写真だけ撮って出発。ちなみに阿蘇は三日後に一日かけてちゃんと回る予定。

3年前は上の動画の右折した所の近くに壊れたバイクを停めてレッカー車を待った。また壊れたらどうしようと少しドキドキしたけど相棒は絶好調でミルクロードを気持ちよく走り抜ける。最高すぎる!

阿蘇から次に向かったのは高千穂峡。イメージ通りの絶景で大勢の観光客で賑わっていた。バイク駐車場は無料で高千穂峡に一番アクセスしやい所にあった。ちなみにあのボートは朝10時にもうすでにその日の受付を終了していた。すごい人気!

まだ朝ごはんを食べてなかったので千穂の家で山女魚ん塩焼きと自家製油味噌おにぎりをいただいた。素朴な味だけどそれがいい。ごちそうさまでした。

絶景も堪能したし美味しい朝ごはんも食べれたのでまた気持ちよく走っていく。またこの長閑な国道388号が最高に気持ちよかった。

国道388号は五十鈴川に沿って作られてる道だけどその緩やかなワインディングと川の絶景を楽しめるとても素敵な道だった。宮崎は海のイメージが強かったけどこんなに美しい川と谷、山があった。綺麗さでは四国の四万十川や仁淀川にも引けを取らないと思う。

高速を使わず敢えて下道を使ってる。より近くで宮崎を見てみたいから。

国道388号から国道10号に入るとそこはもうイメージ通りの宮崎で日南市は思ったより全然大きくて栄えていて交通量も多かった。なので国道10号から離れて県道302号へ。またこの県道302号が長閑でいい道だった。

宮崎市に近づくとどんどんヤシの木が増えてくる。そのヤシの木がここが南国であることを教えてくれる。この中を走ってると気分はウキウキ、テンションが上がる!

13時が過ぎてお腹が空いてきたので適当に美味しそうなレストランに行ってみるとどこも満席で入れない!14時を過ぎてしまうとランチタイムが終わってしまうので早くお店を探さないと。

焦りながら走ってたらザ グッド デイズというお店の看板が目に入った。湘南のパシフィックドライブインのような佇まい、美味しいお店に間違いない。実はその手前にモスバーガーがあったけど妥協しなかった自分を褒めてあげたい。

頼んだのはエッグチーズベーコンバーガー。お腹空いてたのでボリューミーなのを選んだけど思ったよりもボリューミーでアメリカな感じ!これでもうお腹いっぱい、元気出た。

ザ グッド デイズから10分くらい走ってこの日の宿の宮崎白浜キャンプ場に到着。以前から気になっていたキャンプ場でこの旅の計画段階で最初に予約した施設の一つ。思った通りの素敵なキャンプ場で今まで泊まったどのキャンプ場とも違う魅力で溢れていた。これこそ南国のキャンプ場。

オートサイトはファミリーキャンパーでいっぱいだったが、ソロフリーサイトは比較的に余裕があった。この綺麗な芝生の好きな所で設営ができる。

着いたのが2時半と比較的に早かったのでソロフリーサイトにはまだ誰もいなくて一番いい所に設営ができた。スタイカ、やっぱりカッコいい。晩ごはんはまた別の予定があったので組み立てたのは椅子のみ。

少し早かったが、散歩がてらに歩いて青島まで。さすがリゾート地で一般漁船よりレジャー用の船が多かった。平和な風景。

実は先日AOSHIMA BEACH VILLAGEの運営を担当しているNOT A HOTEL MANAGEMENT林さんのインスタからAOSHIMA BEACH VILLAGE内のレストランLDKが4月29日オープンするというストーリーを見てすぐさまディナーの予約を入れた。林さんもオープンの準備で前日まで宮崎に滞在していたらしいが、この日は東京に戻ってたのでお会いすることはできなかった。残念。

AOSHIMA BEACH VILLAGEの宿泊施設はまだ工事中だったけどレストランやBBQ場、テラスなどはすでにできていてその完成度とクオリティがすごく高かった。

レストランに戻ってワインリストを見てたら後ろから名前を呼ばれて振り返って見るとなんとNOT A HOTELの浜渦さんがいるのではないか!友人たちと食事をしていてたまたま見覚えのある後ろ姿を発見して声をかけてみたらしい。よかったら一緒に食事しましょうとのことだったので食事会に参加させてもらうことに。

浜渦さんたちがいるループテラスに移動して挨拶をしてから本格的な食事会がスタート。とりあえずLDKのオープンを祝うワインを頼んで皆さんと乾杯!

やっぱりこういうレストランでのディナーは一人よりはみんなでワイワイ食べるのが楽しいし、美味しい。LDKの料理やお酒はそのレベルが非常に高くて東京でもこのくらいのレベルのお店はなかなかないと思う。なのにリーズナブル。

浜渦さんのおかげで旅の楽しい思い出ができた。浜渦さんとその友人の皆様に感謝!

楽しすぎてちょっと食べ過ぎたのでまた歩いてキャンプ場に戻ったけど夜になると真っ暗だね。その暗い中にセブンイレブンの明りが眩しい。明りが嬉しくてあまり買うものもないのに吸い込まれてしまう。

朝から晩まで充実した一日だった。

2022四国九州ツーリング3日目:黒潮壱番館と柏島竜ヶ浜キャンプ場

朝6時くらいに起きて支度してホテルを出たのが7時。前日雨のせいでガソリンを入れられてないのでとりあえず朝やってるガソリンスタンドを探して給油から。その後にコンビニで人間も朝ごはんを食べる。やっぱり給油はできれば泊まる前にしといたほうがいい。田舎のほうだとガソリンスタンドがあっても営業時間がバラバラだからね。

この日の目的地は高知の柏島。3年前初めて四国九州ツーリングに行く時に会社の同僚にその話をしてたらたまたま高知出身の人で柏島を勧めてくれたけどその時は旅程が合わなくて行けなかった。しかしずっとそのキレイな海のイメージが残っていていつか行ってみたいと思ってたので今回のツーリングの旅程にマストで入れといた。

その前にせっかくの高知なのでカツオのたたきを食べたくて調べてみたらコース的にちょうどよさそうな所に美味しそうなお店があったのでまずそのお店を向かって走ることにした。

松山市を離れて山奥に入ると仁淀川に沿って走る道がすごく気持ちよかった。山の木々と川からの新鮮で爽やかな空気がヘルメットのシールドを開けさせる。

山奥の集落も風情があって素敵だった。そのまま通り過ぎるのがもったいなくてバイクを停めて少し休憩。

四国は山と谷、川が絶妙なバランスで独特な雰囲気を作り出す。その中を走っていたらなんか見覚えがある景色が現れた。お!四国カルストへ行く道だった。いつかまた四国カルストへ行ってそのときはキャンプをしてみたい。

須崎市から高知自動車道に乗って黒潮町へ。

黒潮町は思ったより小さくて美しい漁村だった。港への細い道を走っていったら港の手前で第一目的地の黒潮一番館を発見!着いたのが11時でちょうど営業開始時間だったのにもうすでに先客が3〜4組いた。駐車場に停まってる車も大阪や愛媛など他県から来ていて有名店なのがよく分かる。もし行かれる方がいたら少し早めの時間がいいかもしれない。

お店にはかなり広い芝生の庭(別の公園なのか?)があってそのまま海までつながってた。そこに大きい鯉のぼりが空を泳いでた。が、よく見ると鯉ではなくカツオだった!さすがカツオの街。この景色には鯉よりカツオのほうが全然似合う。

頼んだのはカツオの藁焼きタタキと刺身のハーフ&ハーフ定食!もちろんメニューにタタキ定食と刺身定食があったけどどれも食べたくて優柔不断にもハーフ&ハーフ定食を頼んでしまった。

おおおお!

それぞれ1cm以上の厚さがあってボリュームたっぷり!またこの厚さからくる食感がたまらない。藁焼きの風味とカツオの鮮度、旨味、その全てのバランスが非常によくてビックリした。東京のどの有名店でもこんなに美味しいカツオは食べたことがない。これは産地ならではの贅沢かもしれない。踊りたくなるような美味しさ。

後、定食に含まれてるこのハラボの焼き。これは同じ高知でもハラモ、ハランボなどと呼ばれてるらしい。カツオの腹、トロの部分らしいけどこれもまたビックリするくらい美味しかった。それにタケノコや漬物、味噌汁など全てが美味しかったが、それが全部高知産の食材らしい。

もうこの店の庭にテント張ってカツオと日本酒楽しみながら一泊したい気分だった。

ご飯の後は海岸沿いの国道56号を走って四万十市へ。またこの国道56号が素晴らしくて、いや、高知の海が素晴らしくてその景色を満喫しながら走るのがものすごく楽しかった。

途中我慢できずバイクを停めて眺めながら休憩。今まであまり高知=キレイな海というイメージがなかったが、今回の旅で高知の海がどれほどキレイなのかよく分かった。

柏島周辺にはあまり大きいスーパーマーケットがないらしいので四万十市のマルナカさんで夕食の買い出し。かなり大きくて地元のものが多かったのでできるだけ現地のものを中心に購入した。お酒の売り場が独立して飲料売り場と全く別の所にあったのでちょっと迷ってしまった。分からなかったらすぐ店員さんに聞こう。

マルナカさんからまた1時間半くらいを走って最終目的地の柏島の竜ヶ浜キャンプ場に到着。また柏島までの県道43号がちょうどいいワインディングでめちゃくちゃ楽しかった。バイクに走るのにちょうどいい道で結構な数のバイクが走ってた。高知の人気ツーリングコースらしい。

キャンプ場の前の海が透明過ぎてすごくキレイ!この日は結構暑くて汗をかいたのでそのまま飛び込みたかったけどいい大人なのでぐっと我慢。次はちゃんと水着持って行こう。

この竜ヶ浜キャンプ場は柏島の一番いい湾の部分を独り占めするような形で海からすごく近くて全サイトがウッドデッキの高規格キャンプ場だった。ウッドデッキでの設営は初めてでちょっと心配してたが、ちゃんとガイラインをかける金具があってしっかり設営ができた。むしろペグを使わないので楽ちん。日陰がなかったのでタープも張ったが、位置があまりよくなかったね。太陽の方向を見てちゃんと計算すべきだった。そのおかげで右奥のすごい狭いスペースでビールを飲むはめに。

1から3番サイトではそのまま海が見えてこのキャンプ場の特典を満喫できてすごく素敵。実は、予約時は空きがなくて一番端っこのサイトを予約したけど少し早めにキャンプ場に着いて受付をしてたら管理人の方がキャンセルで2番サイトが空いてると変更してくださった。

ビール飲んだり海行ったり、のんびり柏島を楽しんでたらあっという間に18時が過ぎてしまった。急いで晩ごはんの支度へ。まずは高知産のにんにくを剥く。粒は小さいけど紫がかかって可愛い。

牛肉はステーキ用のロースだが、なぜかハーフカットしか売ってなかったので2つ買ってきた。合わせて約110g。塩コショウとスパイスで下ごしらえ。

ご飯はメスティン自動炊飯。クッチャロ湖畔キャンプ場での教訓を活かしてしっかりした固体燃料を用意した。

海の向こうに沈んでいく夕日が美しすぎる。2番サイトに変えてくれた管理人さんに感謝!

夕暮れの贅沢な時間を楽しむ。今回はフュアハンド276用にCGKのロゴ無しクルっとシェードを導入したけど全く違和感がなくて一体感がすごい。ただ、それほど明るくならない。

まずバターでにんにくをある程度炒めてから

牛肉を投入!これはもう失敗する要素が見当たらない。たまらん。

肉を焼いてるうちにご飯ができたので確認してみると完璧な出来上がり!米は北海道産ゆめぴりかの無精米を使った。やっぱり美味しい。

ミディアム・レアくらいに柔らかく焼きたかったが、肉が薄かったせいなのかちょっと硬くなってしまった。それでも美味しかったけどね。玉ねぎもあまくて美味しい。にんにくはスライスして炒めたほうがよかったかもしれない。次はもっとうまく焼こう!

ご飯の後はスーパーマーケットで買ってきたカツオのタタキをつまみにウィスキーをすする。

そこに優しい音楽。最高の夜だった。

2022四国九州ツーリング2日目:土砂降りと鮨いの

前日は盛り上がりすぎて12時くらいまで飲んでしまったような気がする。お酒も、ビールとワインに日本酒…何本飲んだのか覚えてないくらい。またnovetelさんの素敵な古民家で一晩世話になってしまった。

あれだけ飲んだのに翌日割と普通に起きられてあまり残ってない。多分いい人たちと楽しく飲んだからかもしれない。奥様が入れてくれた美味しい自家焙煎のコーヒーを飲んでnovotelさん夫婦に挨拶をして二日目の旅程を始める。

朝からずっと雨だったけど服やバッグ、靴など全部防水対応がされてるのでそれほど心配はなかった。ただ出発するとメガネが曇ってくる!近くのコンビニに寄って曇り止めメガネクリーナを買って拭いたが、その効果は限定的でやっぱりあまり視野がよくない。困ったな。北海道のときはどうしてたっけ?

とりあえず高速に乗る前に最後のコンビニで少し休憩。高速に乗ったら言葉通りにもう後戻りできなくて前に進むしかないからね。色々試してみたらシールドをカッチリ閉めずに雨が入ってこないレベルでほんの少し隙間が開くように閉めると外から空気が入ってきて曇らないのを発見した。北海道のときも絶対こうしてたハズなのにこういうのも忘れてしまうね。歳のせい?

和気ICから山陽自動車道に乗ると雨あしが強くなってきた。走ってるスピードもあるのでより強く感じる。こんな雨の中でもしまなみ海道を走ってみたくてナビのルートをそのように設定してたのにグーグル先生がルートを変えるようにしつこく促してくる。一回はアラートからこのまま行くとボタンを押したけど二回目アラートが出てきたときは放置してたら勝手にルートをしまなみ海道ではなくて瀬戸大橋を経由するように変えてしまった。

結局土砂降りの中で瀬戸大橋を渡るのだが、なかなかハードな経験だった。雨も怖いけど何より海風が怖すぎる!風に押されて隣の車線ギリギリまで流されてしまう。また雨に濡れてる橋の床版の金属つなぎ目はめっちゃ滑る!これは恐怖でしかない。とりあえずハザードランプを入れて4~50km/hくらいで風に逆らいながらゆっくり走る。約10km、橋を渡り切るまで生きた気がしなかった。

松山に向かってひたすら高速を走る。約3時間休憩なしに土砂降りの中を走ったら袖などの隙間から雨が少しずつ流れてくる。それに残念ながら2回の北海道ツーリングと1回の四国九州ツーリングで活躍してくれたBelstaff Endurance Bootsの防水神話が幕を下ろしてしまった。もうブーツの中がびしょびしょで気持ち悪い。雨から逃れたい一心で走りすぎてしまったのかもしれない。反省。

疲れきった所で現れた豊浜SAに吸い込まれるかのように入った。ちょうど雨も弱まったので濡れた所を拭いて少し休むつもりだったけどうどん専門店を発見してそのまま入ってうどんを注文した。そう、豊浜は香川だった!今回の旅で香川うどんは諦めてたのにこれはラッキー。休まずここまで走った甲斐があった。

本場の讃岐うどんはしっかりコシがあって弾力があって美味しい。さすがうどん県の讃岐うどん!

また2時間を走ってやっとこの日の宿、ANAクラウンプラザホテル松山に到着。こういう悪天候の中だとちゃんと泊まれる宿が決まってるだけでも元気が出るね。

とりあえずチェックインしてシャワーを浴びたら生き返った。岡山の日生から松山までの約240km、そんなに長い距離ではないけど土砂降りの中だとなかなか堪える。

旅に出て二日目なのにもう洗濯物が結構溜まってる。また荷物を減らすためにそれほど服を持ってこなかったのでこまめに洗濯をする必要があった。ホテルにコインランドリーがなかったので散歩がてらに大街道へ。高知にはレトロな可愛い路面電車があったが、松山の路面電車は色んなバリエーションで観光訴求のために使われているらしい。街もキレイに整理されていてその中を歩くだけでも楽しかった。

夜はまた二番町の鮨いのさんへ。知らなかったけど松山の二番町って新宿の歌舞伎町のような所でかなり賑わっていた。そのど真ん中に鮨いのさんがあった。東京でも名前が知られていていつか行ってみたい鮨屋だったので今回のツーリングの旅程に入れてしまった。予約は約1ヶ月前に。

つまみから始まって握りにつながるオーソドックスなスタイルだけどそのつまみの内容がクリエイティビティ溢れてクオリティーもかなり高い。後、その量も!猪野大将の心遣いが伝わってくる。

コース開始から1時間10分が過ぎてやっと握りがスタート!

猪野大将が握る鮨はその大きい体とは裏腹にすごく繊細できめ細かい。またその真面目な人の良さが伝わってくる。多分東京ではこの値段でこのクオリティーを実現するのはかなり難しいと思う。土砂降りの中を5時間走った甲斐があった。旅先でこのような素敵な料理が食べられて幸せ。

2022四国九州ツーリング1日目:瀬戸大橋と海とピッツァ

旅への興奮のせいなのか、寝てるのか起きてるのか分からないような感じで朝を迎えた。それでも眠かったり疲れたりしてないのできっとよく寝れたと思う。

デッキに出てみると船は三重県沖を通過していた。海も穏やかで順調に進んでいるみたい。徳島には予定時刻通りに着きそう。

朝ごはんは軽めに自動販売機の蕎麦をいただいた。四国での最初の食事、香川でうどんが食べたくて色々調べてみたが、だいたい営業時間が終わるのが結構早くて間に合わなそうだったので徳島ラーメンを食べることにした。徳島ラーメンは結構濃くてライスと一緒に食べないといけないのでその量にコンディションを調整しておきたかった。

朝風呂から出てきたらちょうどリラクゼーションスペースのテレビから大谷選手の先発試合が流れてた。到着まではまだ時間がたっぷりあったので大谷選手の活躍ぶりを堪能する。投手では5回を投げ5安打2失点、打者では5打数3安打1打点。すごすぎる!

11時半に下船の支度をしてオーシャンプラザで待機してたら予定通りに13:20に徳島港に到着した。アナウンスを待って車両デッキへ。

やっぱりこの瞬間が一番胸が高鳴る!

船から降りて真っ先に向かったのは徳島ラーメンNo.1の人気店「支那そば 王王軒 本店 」。以前元住吉の「徳島NOODLEぱどる」で初めて徳島ラーメンを食べて結構美味しかったのでいつか本場の徳島ラーメンを味わいたかった。時間ももうすぐ2時なのですぐ高速に乗ってE32を走って王王軒へ。

がーーん。遠くにお店が見えたときから人気店なのに全然混んでなくてイヤな予感がしたが、着いてみたらやっぱり定休日だった。何回も同じミスをする。次からはお店を調べたら定休日もちゃんと確認しよう!

朝もあまり食べず我慢してたのでお腹が空いて大変!急いで他のお店を調べてみたが、近くにあまりお店がない。範囲を広げてやっと見つけたのが「MIKUNIEN」。徳島のほうに5kmくらい戻ってしまうけどしょうがない。MIKUNIENはアットホームな町中華でみんな親切で暖かい感じが印象的だった。

頼んだのはランチの麻婆豆腐定食。甘口の麻婆豆腐と餃子が付いて900円。徳島ならではの感じは足りなかったが、ご飯を食べれるだけでも感謝しなきゃ。生き返った。

お腹も満たしたし気を取り直してまた北へ向かう。王王軒を通り過ぎて高松自動車道に乗る。

ひたすら高速道路を走り抜け憧れの瀬戸大橋へ。以前から瀬戸大橋としまなみ海道を走ってみたかった。海からの風が結構強くて横に押されて気を抜くと右に流れてしまうのでちょっと怖かった。しかし、橋からの見える瀬戸内海の景色は美しすぎてこれだけでもこの旅の意義がありそう!

せっかくなので与島PAにも寄って少し休憩。朝は少し曇ってたのに午後はすごく晴れて瀬戸内海がよりきれいに見える。いつかこの瀬戸内海の島々を回る旅をしてみたい。

少し暑かったのでソフトクリームを食べてのんびり。というのも今日の目的地は一つしかないから。

ちゃんと休んで糖分も摂取したのでまた出発!

17時を少し過ぎてこの日の最終目的地はnovotelさんの「海とピッツァ」に到着!

novotelさんが50歳(正確には48歳)で脱サラして東京から縁もゆかりもない岡山に移住してピザ屋を開くという話を聞いたときは正直に驚いたけど着々準備を進めているのを見てさすがnovotelさんだと感心した。

物件探しから設計、内装工事もぜんぶ自分の手で一つ一つ作っていって極め付きはあのバイクの空冷エンジンからインスピレーションを得て作った巨大な窯!その全貌を早く見てみたかった。

お店は日生駅のすぐ近くにあってファサードがすごく印象的なのですぐ分かった。

お店に入ってすぐ目に入るキッチンの真ん中に鎮座してるオリジナル窯の存在感に驚く!これはもはやアートの領域。店内のインテリアや家具、照明まで全てnovotelさん夫婦のチョイス、プロデュースでインダストリアル風味も加わってモダンそのもの。

もし家から近かったらたまに仕事帰りに寄ってこのバーカウンターで一杯飲みながらピザを頬張りたい。

到着前から窯に火を入れてあった。これだけ大きくてしっかりしている窯だから温まるまで結構時間がかかるらしい。やっぱりカッコいい!窯を見てカッコいいと思ったのはこれが初めてかもしれない。

お店の一角にはnovotelさん夫婦の相棒たちが陣取っていてこの店のアイデンティティをアピールしている。海の側に佇むお店は岡山県内の有数のツーリングコース上にあるらしくて店の前をたくさんのバイクが行き来するらしい。間違いなくもうすぐ「海とピッツァ」が重要ツーリングスポットに加わると思う。

novotelさんがピザを準備しながら先にサラダを作ってくれてた。ハートランドビールを片手にサラダを楽しむ。野菜もハムも新鮮で美味しい。さすがnovotelさん!抜かりがない。しばらくしたら奥様がいらっしゃったので一緒にワインを開けた。実は奥様とはこれが初対面だったけどすぐ打ち解けて盛り上がってしまった。

その間もnovotelさんは手を休まずピザ作りを始めていた。このドゥは北海道産の小麦粉「はるゆたか」をベースに季節によって独自の配合でブレンド(全て国産小麦粉使用)を行い、発酵にはオーガニックレズンの自家製の天然酵母を利用しているらしい。塩はイタリア産の海塩を3週類使っているが、生地にはサルデニア州の粗挽き塩「リサル・フィーノ」を使用する徹底ぶり。生地の熟成期間はそれぞれの天気や湿度、温度などで調整を行ってるとのこと。これほど心を込めて生地を作ってるのでそのピザが美味しくないはずがない!

このピザを作る一連の流れを見ているとどれほどnovotelさんが頑張ってきたのかが伝わってくる。もはや熟練のピザ職人の手付きそのものだった。焼き時間も窯の中のピザを状態を見ながら順次判断して最高の焼き加減を実現する。

こちらはクアトロフォルマッジ​。飛騨産モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・グラナパダーノ・ゴーダ・バジルブラックペッパー・ナッツ(アーモンドと胡桃)・蜂蜜を使ったピザでモチモチした食感の生地の上に4種類のチーズのアンサンブルが濃厚で香ばしい。また蜂蜜の甘味がいいアクセントになっていてさっぱりさせてくれる。美味しすぎる!

こちらはハワイアンだけど正式メニューではなくパイナップルが好きと言ったら即興で作ってくれたピザ。今まで食べたどのハワイアン、トロピカルピザより美味い。ピザにおいて生地がどれほど重要なのかよく分かった気がする。

ピザを楽しんだ後は瀬戸内海の新鮮な魚の刺し身と

地酒で盛り上がる!

実はこの日、ビールやワイン、日本酒などなど…お酒を何本飲んだのか正確に覚えてない。いい人たちと美味しい料理にお酒、めちゃくちゃ楽しくて旅の初日から盛り上がり過ぎてしまった。バイクの話、旅の話、料理やお酒、お店のことなどたくさんのことを語り合ったが、正確に覚えているのは楽しすぎたことだけ。

最高の夜だ。