2022四国九州ツーリング6日目:都井岬、佐多岬、桜島、鹿児島

目が覚めたらもう6時。よく寝れたね。

北海道の時はいつもGO-KOTを使っていたが、今回は軽量化のためにサーマレストのウルトラライトコットラージを持っていった。しかし、これが横になるとシートがたるんで背中が地面についちゃってコットとしての役割を果たしてくれない。耐荷重が147.5kgとなっているけど快適に使えるのは大体70kg台かもしれない。それで念の為持っていったネオエアーXサーモを使ったけどこれがすごく快適でもうこれだけでいいのかもしれない。

ソロフリーサイトは全員バイク乗りでやっぱり朝が早い。今回は荷物もそんなに広げてないので撤収も簡単。のんびり荷造りをして7時半くらいにキャンプ場から出発した。

まず向かったのは道の駅フェニックス。まだ8時前なのにたくさんのライダーで賑わっていた。ほとんど地元の方で集まってるだけでもう楽しそう。

まだ売店などは営業してなかったので景色だけ楽しんだ。ここにも鬼の洗濯板があるのね。元相は青島らしいが、ここも鬼の洗濯板と呼ばれてるらしい。青島から白浜、日南海岸までこの地形が続いている。

道の駅フェニックスを出て少し走ったらサンメッセ日南の看板があったので入ってみたが、まだ営業開始前だった。公園だと思ったけどアミューズメント施設のようだ。9時半オープンらしいが、8時にもう入場待ちの車の行列ができていた。1時間半も待ってられないので今回は入り口で記念写真だけ撮って出発。

その次に寄ったのが、日南のクロネコヤマト星倉センター。前回北海道の旅で学習したのがあって今回も同じ作戦でここでまずキャンプ関連用品を先に自宅へ送った。当たり前だけど荷物が減るとバイクの動きが全然違う。またずっと背負ってた重いリュックからも開放されて快適!

ここからは身軽になって九州の道を思う存分楽しんでいく。

少し走ったらまた絶景が出てきた!道の駅なんごう。宮崎も北海道のようになかなか前に進めさせてもらえない。もうこれだけ綺麗と停まるしかない。南下して行ったせいなのかどんどん南国情趣はより強くなっていく。

極め付きはこの国道448号の串間市市木区間。この長閑で牧歌的な南国の風景には心を奪われる。永遠にこのような道を走りたいと思った。

もう少し進んだ所で現れた恋ヶ浦ビーチ。また綺麗な海が広がっていてたくさんのサファーで賑わっていた。日南や宮崎のような都会のサーフポイントと違って落ち着いた地元のような雰囲気がなお好感を持たされる。もし宮崎に移住するなら串間市市木か恋ヶ浦のようなところで住みたい。サーフィンはできないけど。

国道448号から県道36号に入って駒止の門という所で野生馬保護協力金として100円(車は400円)を支払って都井岬へ。

都井岬に向かって走っていくと右には青い海が広がって左には緑の丘にたくさんの岬馬が悠々自適に草を食べていた。綺麗すぎて非現実的にも見える風景。宮崎、すごい!しかし、残念ながらGoproのバッテリーが切れてしまって一番綺麗な所が取れてなかった。次のロングツーリングのときまでこのバッテリー問題解決しないとね。

途中何か所か駐車場があったけど道が終わる所まで行きたくて都井岬灯台駐車場まで行ったらまた絶景が広がっていた。天気もよくて最高。

都井岬灯台も存在感があって素敵だったが、暑かったので灯台まで行くのは諦めて周りの絶景を楽しみながら少し休憩を取った。5月頭なのにかなり暑くて太陽が眩しい。やっぱりここは南の国というのを実感した。

国の天然記念物の御崎馬。普段テレビとかでよく見る競走馬(サラブレット)と違ってフォルムが可愛くて親密感がある。半野生の状態らしいが、人を避ける気配もなく思うがままに行動するのがまた可愛い。

実は今回都井岬は飛ばして佐多岬に直行するつもりだったが、Twitterでチリばやしさんがおすすめしてくれたので行ったけどやっぱろ最高だった。勧めてくれたチリばやしさんに感謝!やっぱりTwitterすごい。

都井岬を出て肝属グリーンロードを走って佐多岬へ。肝属を「きもつき」と読むのを今回始めて知った。宮崎県から鹿児島県に入るとまたその雰囲気が違ってより素朴な感じがした。たぶん肝属グリーンロードという畑と畑の間にある農道を走ったからかもしれないけど落ち着きがあって好き。後、鹿児島の農村の家ってどの家も塀が立派な石でできていて驚いたが、他の所もおしゃれな家が多くて他の県より家を大事にしてる気がした。

肝属グリーンロードから国道269号に入って海沿いを走って佐多岬に向かう。思ったより距離があったけど車やバイクなど交通量が多くて休むより早く佐多岬まで行こうと先を急いだ。

ここが本土最南端の佐多岬。なぜここを目指したかというとここが本土最南端だから。それ以外なんの情報もなかったが、宗谷岬のように何かしらあると思った。しかし、何もなかった。国道269号沿いにあった食堂でご飯を食べるべきだったと後悔。

とりあえずここから桜島に向かって北上して途中よさそうな所があったらご飯を食べよう。そう思って走っていったが、今思えばもう少しちゃんと調べて行くべきだった。垂水市まで行ってもコンビニやジョイフルしか見当たらない!うーん…もう少し我慢しよう。

走っていくとどーんと桜島が現れる。イメージよりも全然大きくてびっくりした。あれが噴火すると考えると怖い。とりあえず桜島の有村溶岩展望所まで行って記念写真を撮ってみたが、逆に近すぎるとその全貌が分かりづらいね。垂水市の荒崎パーキング辺りで一枚撮っとくべきだったな。

鹿児島市に行くために桜島港フェリーターミナルへ。

桜島フェリーはまた独特なスタイルでまずこのトールゲートで料金(Paypay使用可!、大型バイク730円)を払ってそのまま船に乗り込む。

船に乗ると車もバイクも固定などせずそのまま出発する!鹿児島市までは約15分で鹿児島湾は湖のように波が大きくなかったので固定しなくていいかもしれないが、初めてだったので不安でそのままバイクに跨って自分の足で固定していた。後からフェリーの中にやぶ金といううどん屋があってそこのうどんが美味しいという話を聞いた。降りて船内を回ってみるべきだったとまた後悔。この教訓を次回の九州ツーリングにいかそう!

この日の宿はチサンイン鹿児島谷山。ゴールデンウィーク中なのにかなり安かったのでここにしたけどこの谷山という所が都心から距離があってまた埋立地の工業団地だからやすかったらしい。

それでまた周りにあまり食べる所がなかった。ホテルの1階にあるこんぴら丸というお店が一番よさそうだったので行ってみるともう行列が半端なくて最低1時間以上はかかりそうだったので断念。

それで行ったのが、餃子の王将。王将は王将だけどここは鹿児島王将と言ってみんなが知ってる餃子の王将とは違う別の会社らしい。実は餃子の王将はこれが初めてでそれがまた鹿児島王将ということで色々拗じられてるけどこの麻婆麺と餃子は普通に美味しかった。天津飯が有名らしいので今度は天津飯食べに行く。

ご飯を食べる前はお腹空きすぎて少し心が荒れてたが、満腹になったら落ち着いてきた。お店に入る前には目に入らなかった谷山緑地も心に余裕があると綺麗に見えてきた。

この日の一番大きな教訓は「腹が減っては戦はできぬ」でした。

2022四国九州ツーリング5日目:阿蘇大観峰と高千穂峡、LDK

起きてすぐ目に入ったのが由布岳。こんなに素敵な景色を独り占めできる旅館はそうそうないと思う。朝風呂入ってから支度して旅館やまなみを出たのが6時。阿蘇は結構混みそうなので早めに出発した。

とりあえずやまなみハイウェイを走って大観峰へ。やまなみハイウェイはやっぱり素敵で3年前に一度走っただけなのにほとんどを覚えていた。印象深かっただろう。

お!長者原の表示版が見えてきた!懐かしい。やっぱりここは人気撮影スポットで朝7時なのに先客が二組もあった。撮影が終わるのを待っていたらまた後ろにバイクと車の行列ができた。すごい!

自分の順番が来たのでさっさと記念撮影をしてすぐ出発。

阿蘇を見渡せる絶景ポイントがあったので停めてみたらやまなみハイウェイ展望台だった。あの阿蘇を走ると思ったらワクワクが止まらない!

そう!この道、この絶景の中をずっと走りたかった。記憶よりも全然綺麗で非現実的に見える。おとぎ話の中に入ったかのような風景。楽しすぎる。

やっとこの地に戻れた!3年前より天気もよくて景色もより綺麗に見える。このまま阿蘇を回りたいのは山々だけどこの日の目的地は宮崎なので大観峰で記念写真だけ撮って出発。ちなみに阿蘇は三日後に一日かけてちゃんと回る予定。

3年前は上の動画の右折した所の近くに壊れたバイクを停めてレッカー車を待った。また壊れたらどうしようと少しドキドキしたけど相棒は絶好調でミルクロードを気持ちよく走り抜ける。最高すぎる!

阿蘇から次に向かったのは高千穂峡。イメージ通りの絶景で大勢の観光客で賑わっていた。バイク駐車場は無料で高千穂峡に一番アクセスしやい所にあった。ちなみにあのボートは朝10時にもうすでにその日の受付を終了していた。すごい人気!

まだ朝ごはんを食べてなかったので千穂の家で山女魚ん塩焼きと自家製油味噌おにぎりをいただいた。素朴な味だけどそれがいい。ごちそうさまでした。

絶景も堪能したし美味しい朝ごはんも食べれたのでまた気持ちよく走っていく。またこの長閑な国道388号が最高に気持ちよかった。

国道388号は五十鈴川に沿って作られてる道だけどその緩やかなワインディングと川の絶景を楽しめるとても素敵な道だった。宮崎は海のイメージが強かったけどこんなに美しい川と谷、山があった。綺麗さでは四国の四万十川や仁淀川にも引けを取らないと思う。

高速を使わず敢えて下道を使ってる。より近くで宮崎を見てみたいから。

国道388号から国道10号に入るとそこはもうイメージ通りの宮崎で日南市は思ったより全然大きくて栄えていて交通量も多かった。なので国道10号から離れて県道302号へ。またこの県道302号が長閑でいい道だった。

宮崎市に近づくとどんどんヤシの木が増えてくる。そのヤシの木がここが南国であることを教えてくれる。この中を走ってると気分はウキウキ、テンションが上がる!

13時が過ぎてお腹が空いてきたので適当に美味しそうなレストランに行ってみるとどこも満席で入れない!14時を過ぎてしまうとランチタイムが終わってしまうので早くお店を探さないと。

焦りながら走ってたらザ グッド デイズというお店の看板が目に入った。湘南のパシフィックドライブインのような佇まい、美味しいお店に間違いない。実はその手前にモスバーガーがあったけど妥協しなかった自分を褒めてあげたい。

頼んだのはエッグチーズベーコンバーガー。お腹空いてたのでボリューミーなのを選んだけど思ったよりもボリューミーでアメリカな感じ!これでもうお腹いっぱい、元気出た。

この日の宿は憧れの宮崎白浜キャンプ場。以前から気になっていたキャンプ場でこの旅の計画段階で最初に予約した施設の一つ。思った通りの素敵なキャンプ場で今まで泊まったどのキャンプ場とも違う魅力で溢れていた。これこそ南国のキャンプ場。

オートサイトはファミリーキャンパーでいっぱいだったが、ソロフリーサイトは比較的に余裕があった。この綺麗な芝生の好きな所で設営ができる。

着いたのが2時半と比較的に早かったのでソロフリーサイトにはまだ誰もいなくて一番いい所に設営ができた。スタイカ、やっぱりカッコいい。晩ごはんはまた別の予定があったので組み立てたのは椅子のみ。

少し早かったが、散歩がてらに歩いて青島まで。さすがリゾート地で一般漁船よりレジャー用の船が多かった。平和な風景。

実は先日AOSHIMA BEACH VILLAGEの運営を担当しているNOT A HOTEL MANAGEMENT林さんのインスタからAOSHIMA BEACH VILLAGE内のレストランLDKが4月29日オープンするというストーリーを見てすぐさまディナーの予約を入れた。林さんもオープンの準備で前日まで宮崎に滞在していたらしいが、この日は東京に戻ってたのでお会いすることはできなかった。残念。

AOSHIMA BEACH VILLAGEの宿泊施設はまだ工事中だったけどレストランやBBQ場、テラスなどはすでにできていてその完成度とクオリティがすごく高かった。

レストランに戻ってワインリストを見てたら後ろから名前を呼ばれて振り返って見るとなんとNOT A HOTELの浜渦さんがいるのではないか!友人たちと食事をしていてたまたま見覚えのある後ろ姿を発見して声をかけてみたらしい。よかったら一緒に食事しましょうとのことだったので食事会に参加させてもらうことに。

浜渦さんたちがいるループテラスに移動して挨拶をしてから本格的な食事会がスタート。とりあえずLDKのオープンを祝うワインを頼んで皆さんと乾杯!

やっぱりこういうレストランでのディナーは一人よりはみんなでワイワイ食べるのが楽しいし、美味しい。LDKの料理やお酒はそのレベルが非常に高くて東京でもこのくらいのレベルのお店はなかなかないと思う。なのにリーズナブル。

浜渦さんのおかげで旅の楽しい思い出ができた。浜渦さんとその友人の皆様に感謝!

楽しすぎてちょっと食べ過ぎたのでまた歩いてキャンプ場に戻ったけど夜になると真っ暗だね。その暗い中にセブンイレブンの明りが眩しい。明りが嬉しくてあまり買うものもないのに寄ってしまう。

朝から晩まで充実した一日だった。

2022四国九州ツーリング4日目:とよ常と旅館やまなみ

夜中船の汽笛で目が覚めた。

知床野営場でもそうだったが、やっぱり港が近いと船の音で起こされることがたまにある。こういうときのためにキャンプの時はいつも耳栓とバナナを用意する。バナナの中にはアミノ酸「トリプルファン」という成分が含まれていてそれが睡眠を誘導する「セロトニン」と「メラトニン」の原料になるらしい。おまじないのようなことかもしれないけど夜眠れない時はバナナを食べて耳栓をするとよく寝れる。

この時もこの2つのアイテムを使ってぐっすり寝ることができた。

それでも朝5時に起きて支度を始める。愛媛の三崎港から大分の佐賀関港へのフェリーを予約していてそれが11時半、柏島から三崎港までは約163kmで約3時間半がかかりそうで出発時間の1時間前には三崎港に着きたいので7時には出発したかった。

撤収しながら前日残ったご飯にとん汁の素を入れて煮込む。固体燃料を使うと手軽に調理ができて忙しい時はちょうどいい。思い付きのズボラとん汁雑炊はなかなか美味しかった。

予定通りに7時に出発!朝早い時間なのに意外と車が結構あったけど地元の方なのか運転がすごくうまくて付いていくのが楽しい。

県道43号から国道321号へ、宿毛市から国道56号に入って海岸に沿って北へと走っていくけどその道がすごくキレイで気持ちがいい。途中須ノ川公園キャンプ場を見つけたけどこれがまたすごくキレイなキャンプ場で海岸と小さい湖の間に絵のような芝生が広がっていた。その景色の良さがちゃんと伝わる写真があまりないのがもどかしい。今度四国に行ったら須ノ川公園キャンプ場に泊まりたい。

宇和島市を過ぎて八幡浜市へ。3年前に八幡浜港から大分臼杵港行きのフェリーに乗ったので今回はあえて三崎港から乗ることにした。また細長い半島、佐田岬を走ってみたかった。

野付半島のように左右で海を見ながら走れるかも。と思ったが、全然広くてまた峠を走るような感じだったのであまり海は見れなかった。でも走ってて楽しくてすごく気持ちいい道だった。今回はゴールデンウィークの真っ只中ということもあって車が多かったが、普段はそれほど混むような感じではないので今度空いてるときにこの道をもう一回走ってみたい。

シミュレーション通りに10時半に三崎港に着いたらバイクでは一番最後だった。一時間ことの運行だけど船がそれほど大きくなくて、またバイク用に設けられた台数も少ないのでこの日バイクは予約分だけだったらしい。予約しといてよかった。

大分の佐賀関港まではだいたい1時間10分くらいかかる。近いのもあってずっと何かしら陸地が見えるのでより短く感じる。あっという間に着いてしまった。

この日はどうしてもとよ常に行きたかったのでとりあえず別府に向かう。国道197号から県道22号に入ってずっと海岸沿いを走って行く。思ったより空いていて快適だった。

14時くらいにお店に着いて「もうランチタイムも終わったし、空いてるのかな?」と思いながら中に入ってみるとなんと20組待ち!さすがの人気店だった。それでも回転が結構早くて30分くらい待ったら呼ばれて店内へ。

頼むのはもちろん特上天丼の特盛!このボリュームで1,310円。こんなに大きい海老天が3尾も入ってる。

実は11年前にこの店に来たことがあってそれからその味が忘れられなくてずっと行きたかった。念願叶っての再訪問なだけに感動も大きい。11年前と味は全く変わってなくて甘めのタレも同じ。美味しかった。

ご飯の後はそのまま由布院の旅館やまなみさんへ。ここでまたグーグル先生がしつこく高速の方に案内してたけどなんでだろう?全然遠回りなのに。無視してやまなみハイウェイを走って行った。

旅館はかなり人気で先客でロビーが混んでたので外で待ってたら中から女将さんが出てきてロビーの屋根の下にバイクを案内してくれた。雨が降っても濡れないように。ありがとうございます!

チェックインを済ませてお部屋へ。和室、食事なしの素泊まりで一日14,400円、会計は事前精算で現金のみ。ゴールデンウィーク期間中にこのくらい施設にこのくらいの値段の旅館は由布院には他なかった。館内の案内表示などを見るとコロナ前は海外からの観光客がメインだったようでコロナの影響を深く受けてる印象だった。早く以前のように海外からお客さんが戻ってほしいね。

この旅館の一番の魅力はやっぱり由布岳だった。部屋の窓からでも大きく見えるし、

露天風呂からもキレイに見える。温泉は源泉かけ流しの天然温泉で若干ぬるめだったが、いいお湯だった。風呂にはサウナもあったけど現在は運用してない感じだった。多分働く人がいないんだと思う。スタッフは社長(?)と女将さんしかいない感じだったので色々回しきれないのかもしれない。早く正常化できるといいね。

温泉入りながら部屋でゆっくりしてたらあっという間に夕飯の時間。近くに食堂がないので坂を降りて由布院駅のほうに行く必要があった。もうビールを飲んでしまったので徒歩で駅まで。

社長のおすすめは由布まぶし心というお店だったが、駅まで行ってみるとあまりお店も多くなくてその中では由布まぶし心さんが一番よさそうだった。

なのでここもかなり人気で行列ができていた。18時前にお店に着いたのでそれほど(30分くらい?)待ってなかったけど18時過ぎてきてた方たちは階段下まで並んでかなり待ったと思う。土鍋ご飯なのでやっぱり調理にも時間がかかるし、回転はそれほど早い感じではなかった。またテイクアウトやデリバリーの注文もかなり入ってるらしくて厨房は大忙しい!

頼んだのは豊後牛まぶしひつまぶしのようにまずしゃもじでまぶしてから、一杯目はそのまま、二杯目は柚子胡椒、わさび、漬物などと一緒に、三杯目はだし汁を入れてお茶漬けに、最後は釜の底のお焦げをだし汁で食べる。豊後牛はこれが初めてだけど脂がしつこくなく旨味もあって美味しかった。

お焦げまできれいに全部食べたらもうお腹いっぱい。旅館までの約800mの坂道がちょうどよかった。

旅館に戻ってもう一回温泉入ってからビールを一本飲んだらもう天国。明日からの本格的な九州ツーリングに備えて早めに布団に入った。

2022四国九州ツーリング3日目:黒潮壱番館と柏島竜ヶ浜キャンプ場

朝6時くらいに起きて支度してホテルを出たのが7時。前日雨のせいでガソリンを入れられてないのでとりあえず朝やってるガソリンスタンドを探して給油から。その後にコンビニで人間も朝ごはんを食べる。やっぱり給油はできれば泊まる前にしといたほうがいい。田舎のほうだとガソリンスタンドがあっても営業時間がバラバラだからね。

この日の目的地は高知の柏島。3年前初めて四国九州ツーリングに行く時に会社の同僚にその話をしてたらたまたま高知出身の人で柏島を勧めてくれたけどその時は旅程が合わなくて行けなかった。しかしずっとそのキレイな海のイメージが残っていていつか行ってみたいと思ってたので今回のツーリングの旅程にマストで入れといた。

その前にせっかくの高知なのでカツオのたたきを食べたくて調べてみたらコース的にちょうどよさそうな所に美味しそうなお店があったのでまずそのお店を向かって走ることにした。

松山市を離れて山奥に入ると仁淀川に沿って走る道がすごく気持ちよかった。山の木々と川からの新鮮で爽やかな空気がヘルメットのシールドを開けさせる。

山奥の集落も風情があって素敵だった。その通り過ぎるのがもったいなくてバイクを停めて少し休憩。

四国は山と谷、川が絶妙なバランスで独特な雰囲気を作ってくれる。その中を走っていたらなんか見覚えがある景色が現れた。そう!四国カルストへ行く道だった。いつかまた四国カルストへ行ってそのときはキャンプをしてみたい。

須崎市から高知自動車道に乗って黒潮町へ。

黒潮町は思ったより小さくて可愛い漁村だった。港への細い道を走っていったら港の手前で第一目的地の黒潮一番館を発見!着いたのが11時でちょうど営業開始時間だったのにもうすでに先客が3〜4組いた。駐車場に停まってる車も大阪や愛媛など他県から来ていて有名店なのがよく分かる。もし行かれる方がいたら少し早めの時間がいいかもしれない。

お店にはかなり広い芝生の庭(別の公園なのか?)があってそのまま海までつながってた。そこに大きい鯉のぼりが空を泳いでた。が、よく見ると鯉ではなくカツオだった!さすがカツオの街。この景色には鯉よりカツオのほうが全然似合う。

頼んだのはカツオの藁焼きタタキと刺身のハーフ&ハーフ定食!もちろんメニューにタタキ定食と刺身定食があったけどどれも食べたくて優柔不断にもハーフ&ハーフ定食を頼んでしまった。

それがね!見てください!この厚さ!!

それぞれ1cm以上の厚さがあってボリュームたっぷり!またこの厚さからくる食感がたまらない。藁焼きの風味とカツオの鮮度、旨味、その全てのバランスが非常によくてビックリした。東京のどの有名店でもこんなに美味しいカツオは食べたことがない。これは産地ならではの贅沢かもしれない。踊りたくなるような美味しさ。

後、定食に含まれてるこのハラボの焼き。これは同じ高知でもハラモ、ハランボなどと呼ばれてるらしい。カツオの腹、トロの部分らしいけどこれもまたビックリするくらい美味しかった。それにタケノコや漬物、味噌汁など全てが美味しかったが、それが全部高知産の食材らしい。

もうこの店の庭にテント張ってカツオと日本酒楽しみながら一泊したい気分だった。

ご飯の後は海岸沿いの国道56号を走って四万十市へ。またこの国道56号が素晴らしくて、いや、高知の海が素晴らしくてその景色を満喫しながら走るのがものすごく楽しかった。

途中我慢できずバイクを停めて眺めながら休憩。今まであまり高知=キレイな海というイメージがなかったが、今回の旅で高知の海がどれほどキレイなのかよく分かった。

柏島周辺にはあまり大きいスーパーマーケットがないらしいので四万十市のマルナカさんで夕食の買い出し。かなり大きくて地元のものが多かったのでできるだけ現地のものを中心に購入した。お酒の売り場が独立して飲料売り場と全く別の所にあったのでちょっと迷ってしまった。分からなかったらすぐ店員さんに聞こう。

マルナカさんからまた1時間半くらいを走って最終目的地の柏島の竜ヶ浜キャンプ場に到着。また柏島までの県道43号がちょうどいいワインディングでめちゃくちゃ楽しかった。バイクに走るのにちょうどいい道で結構な数のバイクが走ってた。高知の人気ツーリングスポットらしい。

もうキャンプの前の海が透明過ぎてキレイすぎる!この日は結構暑くて汗をかいたのでそのまま飛び込みたかったけどいい大人なのでぐっと我慢。次はちゃんと水着持って行こう。

この竜ヶ浜キャンプ場は柏島の一番いい湾の部分を独り占めするような形で海からすごく近くて全サイトがウッドデッキの高規格キャンプ場だった。ウッドデッキでの設営は初めてでちょっと心配してたが、ちゃんとガイラインをかける金具があってしっかり設営ができた。むしろペグを使わないので楽ちん。日陰がなかったのでタープも張ったが、位置があまりよくなかったね。太陽の方向を見てちゃんと計算すべきだった。そのおかげで右奥のすごい狭いスペースでビールを飲むはめに。

1から3番サイトではそのまま海が見えてこのキャンプ場の特典を満喫できてすごく素敵。実は、予約時は空きがなくて一番端っこのサイトを予約したけど少し早めにキャンプ場に着いて受付をしてたら管理員の方がキャンセルで2番サイトが空いてると変更してくださった。

ビール飲んだり海行ったり、のんびり柏島を楽しんでたらあっという間に18時が過ぎてしまった。急いで晩ごはんの支度へ。まずは高知産のにんにくを剥く。粒は小さいけど紫がかかって可愛い。

牛肉はステーキ用のロースだが、なぜかハーフカットしか売ってなかったので2つ買ってきた。合わせて約110g。塩コショウとスパイスで下ごしらえ。

ご飯はメスティン自動炊飯。クッチャロ湖畔キャンプ場での教訓を活かしてしっかりした固体燃料を用意した。

海の向こうに沈んでいく夕日を見ながら晩ごはんを作る。

夕暮れの贅沢な時間を楽しむ。今回はフュアハンド276用にCGKのロゴ無しクルっとシェードを導入したけど全く違和感がなくて一体感がすごい。ただ、それほど明るくならない。

まずバターでにんにくをある程度炒めてから

牛肉を投入!これはもう失敗する要素が見当たらない。たまらん。

肉を焼いてるうちにご飯ができたので確認してみると完璧な出来上がり!米は北海道産ゆめぴりかの無精米を使った。やっぱり美味しい。

ミディアム・レアくらいに柔らかく焼きたかったが、肉が薄かったせいなのかちょっと硬くなってしまった。それでも美味しかったけどね。玉ねぎもあまくて美味しい。にんにくはスライスして炒めたほうがよかったかもしれない。次はもっとうまく焼こう!

ご飯の後はスーパーマーケットで買ってきたカツオのタタキをつまみにウィスキーをすする。

そこに優しい音楽。最高の夜だった。

2022四国九州ツーリング2日目:土砂降りと鮨いの

前日は盛り上がりすぎて12時くらいまで飲んでしまったような気がする。お酒も、ビールとワインに日本酒…何本飲んだのか覚えてないくらい。またnovetelさんの素敵な古民家で一晩世話になってしまった。

あれだけ飲んだのに翌日割と普通に起きられてあまり残ってない。多分いい人たちと楽しく飲んだからかもしれない。奥様が入れてくれた美味しい自家焙煎のコーヒーを飲んでnovotelさん夫婦に挨拶をして二日目の旅程を始める。

朝からずっと雨だったけど服やバッグ、靴など全部防水対応がされてるのでそれほど心配はなかった。ただ出発するとメガネが曇ってくる!近くのコンビニに寄って曇り止めメガネクリーナを買って拭いたが、その効果は限定的でやっぱりあまり視野がよくない。困ったな。北海道のときはどうしてたっけ?

とりあえず高速に乗る前に最後のコンビニで少し休憩。高速に乗ったら言葉通りにもう後戻りできなくて前に進むしかないからね。色々試してみたらシールドをカッチリ閉めずに雨が入ってこないレベルでほんの少し隙間が開くように閉めると外から空気が入ってきて曇らないのを発見した。北海道のときも絶対こうしてたハズなのにこういうのも忘れてしまうね。歳のせい?

和気ICから山陽自動車道に乗ると雨あしが強くなってきた。走ってるスピードもあるのでより強く感じる。こんな雨の中でもしまなみ海道を走ってみたくてナビのルートをそのように設定してたのにグーグル先生がルートを変えるようにしつこく促してくる。一回はアラートからこのまま行くとボタンを押したけど二回目アラートが出てきたときは放置してたら勝手にルートをしまなみ海道ではなくて瀬戸大橋を経由するように変えてしまった。

結局土砂降りの中で瀬戸大橋を渡るのだが、なかなかハードな経験だった。雨も怖いけど何より海風が怖すぎる!風に押されて隣の車線ギリギリまで流されてしまう。また雨に濡れてる橋の床版の金属つなぎ目はめっちゃ滑る!これは恐怖でしかない。とりあえずハザードランプを入れて4~50km/hくらいで風に逆らいながらゆっくり走る。約10km、橋を渡り切るまで生きた気がしなかった。

松山に向かってひたすら高速を走る。約3時間休憩なしに土砂降りの中を走ったら袖などの隙間から雨が少しずつ流れてくる。それに残念ながら2回の北海道ツーリングと1回の四国九州ツーリングで活躍してくれたBelstaff Endurance Bootsの防水神話が幕を下ろしてしまった。もうブーツの中がびしょびしょで気持ち悪い。雨から逃れたい一心で走りすぎてしまったのかもしれない。反省。

疲れきった所で現れた豊浜SAに吸い込まれるかのように入った。ちょうど雨も弱まったので濡れた所を拭いて少し休むつもりだったけどうどん専門店を発見してそのまま入ってうどんを注文した。そう、豊浜は香川だった!今回の旅で香川うどんは諦めてたのにこれはラッキー。休まずここまで走った甲斐があった。

本場の讃岐うどんはしっかりコシがあって弾力があって美味しい。さすがうどん県の讃岐うどん!

また2時間を走ってやっとこの日の宿、ANAクラウンプラザホテル松山に到着。こういう悪天候の中だとちゃんと泊まれる宿が決まってるだけでも元気が出るね。

とりあえずチェックインしてシャワーを浴びたら生き返った。岡山の日生から松山までの約240km、そんなに長い距離ではないけど土砂降りの中だとなかなか堪える。

旅に出て二日目なのにもう洗濯物が結構溜まってる。また荷物を減らすためにそれほど服を持ってこなかったのでこまめに洗濯をする必要があった。ホテルにコインランドリーがなかったので散歩がてらに大街道へ。高知にもレトロな可愛い路面電車があったが、松山の路面電車は色んなバリエーションで観光訴求のために使われているらしい。街もキレイに整理されていてその中を歩くだけでも楽しかった。

夜はまた二番町の鮨いのさんへ。知らなかったけど松山の二番町って新宿の歌舞伎町のような所でかなり賑わっていた。そのど真ん中にある鮨いのさんは東京でも名前が知られていていつか行ってみたい鮨屋だったので今回のツーリングの旅程に入れてしまった。予約は約1ヶ月前に。

つまみから始まって握りにつながるオーソドックスなスタイルだけどそのつまみの内容がクリエイティビティ溢れてクオリティーもかなり高い。後、その量も!猪野大将の心遣いが伝わってくる。

コース開始から1時間10分が過ぎてやっと握りがスタート!

猪野大将が握る鮨はその大きい体とは裏腹にすごく繊細できめ細かい。またその真面目な人の良さが伝わってくる。多分東京ではこの値段でこのクオリティーを実現するのはかなり難しいと思う。土砂降りの中を5時間走った甲斐があった。こんな素敵な料理が食べられて幸せ。