不動前 すし 岩澤

以前から行ってみたかった「不動前 すし 岩澤」。少しマイナーな不動前駅から徒歩5分、五反田駅から徒歩9分のアクセスが微妙な所にありながらもなかなか予約が取れない鮨屋。今回は運良く予約が取れた。

岩澤大将は異色の経歴の持ち主で大学卒業後システムエンジニアで働いたけど学生時代にアルバイトしてた鮨屋での楽しい経験が忘れられなくて1年半でシステムエンジニアを辞めて板前に転職したらしい。それからすし匠系列のすし匠齋藤で15年間修業を積んで2016年今の不動前に自分のお店を開いたらしい。

なのでコースの基本構成はつまみと握りが交互するすし匠スタイル。また全体的にすし匠の影響が濃く残ってる。しゃりはネタに合わせて3種類を使ってるけどそれほど主張が強くなく全体のバランスを重視してる感じ。華麗さよりは真面目な丁寧さが心に残る。ボリュームもちょうどよくてコースを全部食べ終わっても何点かは余裕で注文できた。また日本酒のライナップがよくて岩澤さんおすすめのものから自分好みのものも注文できて嬉しい。

また予約取れるように頑張ろう!

蒼 西麻布

2020年1月オープン以後1年足らずでトップクラスレストランにのし上がった「蒼 西麻布」。オーナーシェフの峯村さんはフレンチ出身らしいが、どの店にいたのかはあまり知られてない。このようにすぐ有名店になるお店ってだいたい有名店出身が多くてそれを看板にする場合が多いけどそういうのが全くないのがまたすごい。峯村シェフの話を聞いてると交友関係などからやはり有名店出身のように見えるけどあえてそれを言ってないのかもしれない。

店内はカウンターのみで6〜8席で運用してるよう。峯村シェフ、厨房スタッフ2人、ソムリエ2人(!)の総5人が狭い厨房とカウンターを行き来しながら有機的に連携しながらコースが進められるけどそのプロらしい余計なものが全くない動きにも感心しちゃう。

料理は真鯛のコンソメスープから始まるけどここからもうこのお店のアイデンティティーを説明してるようだった。フレンチだけど基本ベースを和食に置いて一番先に「出汁」でこれからの料理の方向性に対して客とコミュニケーションを始める。基本的に調味料は塩以外はあまり使われてないようで何より素材の味そのものを最大限引き出す方法を研究して世の中どこにもない蒼だけのオリジナリティ溢れる料理を創り出す。特に原材料の味が120%濃縮されたかのような濃い味なのに全くしつこくなく後味がすっきりする。全体コースから見るとそのボリュームは結構なものだがすんなり最後まで美味しくいけちゃうのも全体の構成、味付け、バランスがいいからかも。

また蒼のワインペアリングはすごかった。ソムリエが二人もいる理由がよくわかった。料理と完璧にマッチングしてお酒と料理がお互いの長所を引っ張り出して短所は補完する。これこを「マリアージュ」と呼ぶべき。このワインペアリングのためにもまた行きたい。

松川

約一年ぶりに松川さん!

今回はなんと念願のカウンター席でワクワクが止まらない。松川さんは全国的にもトップクラスの和食屋でそののカウンターで料理を食べれるなんて嬉しい限り。実は松川さんは一般予約はもう受け取ってないのでいくら頑張っても自力で行くことはできなくて今回も知人の力を借りての訪問だったけどそれがまたカウンター席でもう頭が上がらない。

トップクラスの飲食店の大将、シェフらはずば抜けたコミュニケーション能力やユーモアセンスを持ってる場合が多かった。例えば篠原さん、大石さん、新井さんなどなど。それに比べると松川さんはどちらかというと口数の少ない職人肌。少し恥ずかしがり屋的なのもあるしね。でもやっぱり仕事に没頭してる職人の姿はカッコいい!

食べてる間ずっと幸せだったし、また松川さんで美味しい料理を食べられるように頑張ろうとやる気が湧いてきた。

道志みちから天祥庵、デザートは里庵

先週末は春のような陽気な天気が続いたが、あえてそこをずらして月曜日に有休を取ってツーリングに出かけた。平日なので人も車もそんないないだろうし、みんな働いてるときに休む背徳感を感じたかったのだが、もう川崎市内から激混みで、東名も普通に横浜町田ICまで渋滞していて普通の週末みたい。

海老名SAで一休み後に久しぶりに道志みちへ。やっぱり春がくると真っ先に走りに行きたいところ。しかし、道志みちも結構混んでいてバイクはもちろん車もたくさん走っていた。両国屋を過ぎてからやっと少し快適になった。

実は天気が良すぎて道の混み合いはそれほど気にならなかった。暖かい太陽と山の爽やかな風を浴びながら道志みちの美しい山々の景色を堪能しながらのんびり走るのも悪くない。いや、むしろ最高の春の楽しみ方かもね。

楽しんでたらあっという間に山中湖に着いてしまった。山中湖から見上げる富士山も最高にキレイ。しかし、長池親水公園の駐車場も車でいっぱいでバイクと一緒に富士山を写真にキレイに収めるのは失敗。でも、まぁ、うまく撮らなくてもいいかな。

ちょうどいい感じにお腹が空いてきたので近くの食堂をリサーチ。最近ほうとう率が高かったので他のものが食べたくて色々調べたら山中湖と河口湖の真ん中辺りにある「天祥庵」というそば屋を発見、特にぶっかけそばが個性的で美味しそうだったので行ってみることに。

天祥庵は国道138号から少し離れてアムール峠にあって道からお店までの道が傾斜が急なのでバイクの方は気をつけたほうがいい。

古民家をリノベーションした感じで天井が高くて一面窓になっていて明るくて開放感がありそうな空間なのにコロナ対策でビニルで仕切られていて少し残念だった。

いつもそばを食べるとあまり腹持ちしないのでサイドメニューの蒸しじゃがいもを頼んだら、それが100%純粋な蒸しじゃがいもでびっくりした。ほんと田舎に帰ったかのような感じで蒸しじゃがいもをそのまま食べるのは何年ぶりだろう?

じゃがいもそのものの美味しさもあるけどそこに自家製味噌が相まってそれがまたびっくりするくらい美味しい。最近の量だと1、2個くらいでいいはずなのに美味しすぎて全部食べてしまった。これだけでもうお腹いっぱい。

そこにぶっかけそば登場!焼き味噌、なめこ、ねぎ、茗荷、大葉、木耳、胡麻の具が見るだけでも新鮮で美味しいのがよく分かる。そばは細切りで淡白な感じで洗練された感じ。

そばの上に具を載せてから汁をかける。それをよく混ぜてから食べるスタイルで、汁はそれほど濃くなくて焼き味噌や他の具とよく混ぜたほうが美味しい。また大葉がいいアクセントになってさっぱりする。しかし、並盛りを頼んだのに結構量があって先に食べすぎちゃったじゃがいもの重みまで重なってもう満腹!ちょっと食べ過ぎたかもね。

お腹いっぱいでとりあえずコーヒーでも一杯飲みたくて周辺のカフェを調べたらなんと天祥庵のすぐ下に珈琲と骨董の「里庵」というお店を発見した。発見もなんもすぐ隣だからね。

入り口のアプローチからもう只者ではないのがよく分かる。なんか色々こだわりがすごそう!

中に入った瞬間別世界に紛れ込んだかのような感じでまるでドラマの中に入ってしまったかのような。マスターはこだわりはすごいけど人柄のいいバーカウンターがよくお似合いの方だった。時間がゆっくり流れていく。

カフェは手づくりケーキとコーヒーがメイン(というかそれだけ)でコーヒーだけいただこうと思ったけどいちごフランが美味しそうだったのでついつい頼んでしまった。お腹いっぱいなのにコーヒーと一緒なら甘いモノも不思議とイケてしまう。コーヒーはマスター自慢の里庵ブレンドでコロンビアとブラジルのコーヒー豆をブレンドしたものでバランスいい苦味とコクが逸品だった。

帰りも同じく道志みち、圏央道、東名だったけどやっぱり週末の午後のような混み合いだった。みんな同じことを考えてるんだな(笑)。最高の天気に恵まれて綺麗に富士山も見れたし、素敵なお店も発見できて最高のツーリングだった。たまには有休使おう!

Vosne-Romanee 1er Les Chaumes Meo Camuzet 2010

Les Chaumes

レ・ショームは一部が特級畑(グラン・クリュ)ラ・ターシュに面してる一級畑(プルミエ)でヴォーヌ・ロマネ最南端に位置する。土壌は粘土石灰質。メオ・カミュゼはこちらの畑を約1.6ha所有。ブドウ樹は、1950年代後半と1970年代に植樹している。

Meo Camuzet

ヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置くドメーヌの1つ、メオ・カミュゼ。

1900年代初頭、ヴォーヌ・ロマネの生産者でありコート・ドール県議会議員でもあった、エチエンヌ・カミュゼ氏から始まった。 このドメーヌの特徴は特級畑の質と量。ヴージョ村とヴォーヌ・ロマネ村を中心にクロ・ド・ヴージョ、リシュブール、エシェゾー、コルトンという4つのグラン・クリュ、6つのプルミエ・クリュを所有する名門ファミリー。

1989年から醸造を担当するジャン=ニコラ・メオ氏はアンリ・ジャイエ氏に直接指導を受けた数少ない人物のひとりで、その指導のおかげで、風味の深さや果実味のインパクト等、メオ・カミュゼの酒質は向上。収穫は全て手摘み。樽の使用については、グラン・クリュとプルミエ・クリュは100%、その他のワインは約50%にて18ヵ月熟成。その後、ノンフィルターで瓶詰される。

味わい

ベリー系のフルーティーな香り。この時点でもうすでに美味しさを感じる。最初は柔らかいタンニンの渋味から上品な酸味が続く。非常にエレガンスで飲みやすく風味も豊かでその余韻も長い。

これはグラン・クリュにもそう簡単には負けを取らないんじゃないかな。